このレビューはネタバレを含みます
前半は好きだったけど途中から作り手の作為を感じた
莉奈は、彼氏と自分だけの部屋は孤独だけだったと本に書くだろうか
意図せず編集とかにそう持っていかれたのかな？という気もするけど、園田が好きになった生きるのが下手くそな莉奈は、そこだけは戦ったと思うんですが(戦っても負けたということ？それならその描写も観たかったな・・・と思ったり)
本人的には生きることを頑張っていたわけだし、もちろん彼女自身によってチャンスが舞い込んだんだけど、それでも自発的に莉奈が動いていったわけじゃなくて周りに流されてるうちに上手くいってしまった感が否めず
莉奈だったら園田をもっと守ろうとしなかったかな、おそらく成功はしませんが
そういう強さがなくなっていって普通の人に見せるのが上手くなっていってしまった
2人を引き離そう引き離そうとしてあまり自然じゃなかったな、登場人物たちの性格や思っていることがコロコロ変わってるような気がした
なんせ、莉奈ってそんな感じだったかな？と思ったまま話がどんどん進んでいってしまった
彼女が自発的に動いて成長する瞬間が見れなかったから成長していったんだ！とも思えない、というか彼女のこの性格は成長≒変化のようなものじゃないと思うし……
