巨大な犯罪帝国を築き上げたアメリ力の麻薬王と数百万ドル級の獲物ばかりを狙う賞金稼ぎの激突を描きだす。昨年引退した名優ブルース・ウィリスの残り少ない作品を見納めようと、鑑賞。また開幕のハワイの人気のないビーチで追い詰めるシーンから、先の展開を期待させる。ブルースとトラボルタでは『パルプ・フィクション(１９９４年)』以来の約２９年ぶりに再競演で、巨額の賞金が懸かった麻薬王と一匹狼の賞金稼ぎが激突するという設定も彼等ならではのビッグなドリーム要素が溢れ出ている。ブルースとトラボルタ以外のキャスト面で雑多感は否めず、ノイズとしてそのへんに目をつぶれるかどうか。ブルースの作品は劇場で後何作品観れるのだろうかストーリーより気になってしまった。
