ペイン

零落のペインのレビュー・感想・評価

零落(2023年製作の映画)
1.0
同じく公開中のスピルバーグ監督『フェイブルマンズ』との共通項を見出だしている方をけっこう見かけるが、映画としては正直”天と地の差“と言わざるを得ない。

やたらとネオンを吊らす演出等は、監督が竹中直人とあって勿論『ヌードの夜』石井隆へのオマージュなのだろうが、だからなんだ…といった感。

デリヘル嬢の描写等においても、”ブスとデブ“をネタにしたギャグも一昔前感が否めず失笑。皆さん俳優陣はとても売れていて魅力的な人たちではあるはずですが、実際のところどういう心境で役及びこの作品と向き合っていたのか聞いてみたい次第である。終盤のMEGUMI氏と斎藤工氏の“ぶつかり合い”シーンは色んな意味で観ていてしんどくなるので鑑賞の方はご注意下さいまし⚠️

原作ファンから大好評の趣里さんのビジュアルの飛び出してきた感はたしかに⭕。
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