ペインさんの映画レビュー・感想・評価

ペイン

ペイン

2017年公開映画ベスト10
①20センチュリー・ウーマン
②ムーンライト
③スウィート17モンスター
④ありがとう、トニ・エルドマン
⑤パターソン
⑥エル ELLE
⑦沈黙 -サイレンス-
⑧ハクソー・リッジ
⑨哭声/コクソン
⑩SING/シング

特別賞:トッド・ソロンズの子犬物語

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.7

例えるなら『冬のソナタ』『水戸黄門』『マッドマックス怒りのデスロード』『アポカリカト』『300』『ベンハー』を全て足して何も割らずにひたすら足しまくったような映画。

全てが大袈裟で過剰(笑)音楽や映
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PERFECT BLUE パーフェクト ブルー(1998年製作の映画)

-

“怖すぎるっ”

想像以上にサイコパスな映画で驚いた。流石は『ブラックスワン』の元ネタということで構造はそっくり。怖さはそれ以上。

中盤からの現実と幻想が入り交じる異常な展開、映像表現には鳥肌が立っ
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.5

想像以上にユルユル(笑)

カウリスマキにとっても本作はスピンオフ的な感じなのでしょうきっと。

あまり傑作を撮ってやろうという意気込みは感じない(笑)

浜辺で日光浴するシーン好きでした笑いました。
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

4.5

“タランティーノ節”

“ティム・バートンが好き~”と言う若い女の子はたいていは『アリスインワンダーランド』『シザーハンズ』『ビッグフィッシュ』くらいしか観ていないからそう言えるのだろう(笑)

この
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

今回観返して思ったのはやっぱりポール・トーマス・アンダーソン監督の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の影響が色濃い作品だということ。

何かのインタビューでヴィルヌーヴ監督がゼロ年代ベスト映画に『ゼア・
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メビウス(2013年製作の映画)

3.9

息子のムスコをちょんぎる母。

久々に観たがとにかく常軌を逸してる。好きにはなれない作品だがやっぱギドクは凄い。

銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

3.0

昨年の傑作『SING/シング』のガース・ジェニングス監督が撮ったカルト的人気を誇るSF。

ちょっとこれはあまりにもギャグがゆるすぎて内容がお馬鹿すぎてついていけなかったです僕は(笑)

ズーイー・デ
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キング・コング(1933年製作の映画)

5.0

“ヒトラーが最も愛した映画”

CGなど一切なしの驚異のストップモーション。これを1つ1つ手作業でやっていたと思うと鳥肌が止まらない。

幾度となくリメイクされてるがやはり本作がぶっちぎりの面白さと完
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宇宙人ポール(2010年製作の映画)

3.9

サイモン・ペッグ&ニック・フロスト。この二人の映画は基本誰に勧めても間違いない。安定の面白さ。

スピルバーグやらMIBやら映画オタクの夢が詰まった映画。

潔いほどの『未知との遭遇』パクりなラスト(
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.7

2000年以降のウディ・アレン作品でもベスト。

久々に観たが切れ味抜群。この人初期の作品に限らずいくつになってもキレッキレ!

女は皆、女優の資質を持っている。見栄の張り方が本当に痛々しくリアルだっ
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

4.0

“福士蒼汰だから”と観る前は完全にナメていた。

思いの外、働き方だとか仕事をする意味だとか自分を大切にしてくれている人の思いや人生について深く考えさせられるグッとくる作品だった。

確かに主演2人の
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

4.5

“驚異的なアニメ”

ティム・バートン原案『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を監督したヘンリー・セリックによる驚くべき手腕。

冒頭から美しい映像に度肝を抜かれ、ストップモーションとは思えぬあまり
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

5.0

サスペンスとしても5億点くらい素晴らしいのだが

1カット1カットにこんなにも惹きつけられる映画作家って本当に今はデヴィッド・リンチかホドロフスキーくらいだなと思う。

難解な映画とされてるが監督本人
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パラノーマン ブライス・ホローの謎(2012年製作の映画)

3.9

『クボ 二本の弦の秘密』のスタジオライカ製作のアニメーション第二作。

ディズニーのような社会性をも含んだ壮大で深遠なテーマのアニメじゃないし、ちょっと子供向け感は否めないがアニメーションの出来は良い
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.7

“2017年ベスト10がひっくり返るほどの大傑作!!”

最近の映画は何かと“ハラハラドキドキ飽きさせない展開”に拘りすぎたり、オープニングから全快でどんどん失速していく映画が多い。そういった映画への
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バトルシップ(2012年製作の映画)

1.5

“極めて意識と偏差値の低い映画(笑)”

確かにマイケル・ベイやエメリッヒの映画に比べると愛嬌は感じられる。

ただいくら“映画”として観ることを止め、“祭り”として楽しむにしても限界というものがある
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.7

やはり自分はスターウォーズではどうしてもフル勃○出来ない。

何回観てもこの点数(笑)

それなりにエンターテイメント作品としてはよく出来ていて面白いと思うし、過去作へのオマージュや目配せだけで終わら
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.1

遅くなりましたがあけましておめでとうございます!

まず私の2017年映画ベスト10を。

①20センチュリー・ウーマン
②パターソン
③ムーンライト
④スウィート17モンスター
⑤エル ELLE
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

5.0

“拝啓、小津安二郎”

何回も観てるがこんなにも映画が“脱力”していながら観ていて面白いって本当に凄いことだなと思います。

セリフに“晩春”や“東京物語”が出てくることからもわかるようにジャームッシ
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ライフ(2017年製作の映画)

4.5

“カーペンター節”

この作品、既視感あるとか低評価多いけどめちゃよく出来てると思います。

確かにこの手のジャンル映画は50年代から量産されてきているけど、この作品はオリジナリティ溢れるフレッシュな
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.5

“日本人は観ろ”

これは泣いた。笑った。胸熱だった。

映画って確かにテクニック的なことも大事だけれど最終的には制作陣の情熱だとか魂だなって思わされました。

映画としての欠点はあるが、アニメ『鋼鉄
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.5

“エクソシスト”

超怖ぇぇ!B級ホラーとは一線を画すエレガントなオカルトホラー。

絵画のような美しい高級感漂う映像も素晴らしいし、衣装やセットの作り込み具合も半端じゃない。撮影監督による光の使い方
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.9

“『神様なんかくそくらえ』”

という強烈な作品でデビューしたサフディ兄弟監督の最新作。

この監督の作品は社会の底辺に生きる人たちをまざまざとなんなら不快に感じるほどリアルに描く。

特にその不快さ
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光をくれた人(2016年製作の映画)

4.5

“まんまと号泣”

ファスベンダー&アリシアという世にも美しい完璧な人造人間夫婦のイチャイチャを観れるだけで1800円の元は取れるとそういうやつ。

あの身の毛もよだつ大傑作『ブルーバレンタイン』に比
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

-

これはとんでもない“名作”またはとんでもない“迷作”かもしれない。

とにかくボブ・ディランの名曲「時代は変わる」が流れるオープニングは震えるほど感動した。

『300(スリーハンドレッド)』然りザッ
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ジュリエッタ(2016年製作の映画)

3.7

アルモドバル監督といえば『ボルベール』『トークトゥハー』『私が生きる肌』がマイベスト3でどれも傑作だと思います。

それらに比べると本作は画のインパクトも弱く、割と普通の映画になってしまっていた。
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.0

“ウディ・アレン風味”

お洒落な女性が好きそうなラブコメですね。オシャレで雰囲気は良く、軽快なテンポの会話が繰り広げられる。

ただコメディというには少し中途半端で、正統派の恋愛映画という感じでもな
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.5

“今年観ておくべき日本映画の一つ”

これは怖い!良い意味で。本当に“身につまされる”映画。

もし突然、電気が使えなくなったら?人間はいざ自然を前にすると無力だ。自然を前に人々が右往左往する様があま
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.3

カーペンターは素晴らしい映画作家だと思いますよ。

まだまだ過小評価されていると思います。B級と呼ぶには勿体無いです。

低予算でほとんど無名のキャスト(主演はプロレスラー)ながら練られたアイデアと愛
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ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

5.0

“5億点、青春映画の大傑作”

ドリュー・バリモアはもちろん女優としては素晴らしいし、出る作品出る作品全て良作なのはみんな承知のことだと思うが、この人監督としても超腕ある。

こんなにも観ている間中、
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エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方(2015年製作の映画)

3.5

『40歳の童貞男』というあの全人類の教科書的名作を撮った我らがジャド・アパトー監督最新作。

アパトー監督の作品は一見、下ネタ多めで下品で低俗ではあるが、その皮膜を通り抜けたその先で“思いがけない人生
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ハートストーン(2016年製作の映画)

3.7

“大人は判ってくれない”

同じヨーロッパ映画という意味でも昨年の傑作『裸足の季節』を彷彿。

この作品も『裸足の季節』も監督の名前が長くてややこしいという共通点も(笑)

思春期の美少年美少女たちを
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美しい星(2017年製作の映画)

4.3

“橋本愛が止まらない”

ボロ泣きです。これは今年の日本映画ではベストですね。素晴らしい。

まず橋本愛のこの世のものとは思えない美しさ。キレイすぎて直視できない。間違いなく彼女のベストアクト。そして
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

“メンヘラ感”

このタイトルからして「ウワーッこれ絶対に苦手なやつ~」「メンヘラが好きそうなやつ~」なんて観る前は思ってました。

が、観進めると確かに観る前にイメージしていた嫌な要素はあるものの悪
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

3.9

“タイタニック”

が如何に素晴らしい作品で『Mommy/マミー』に影響を与えたかを早口で語るグザヴィエ・ドランの眼差しが熱い。

52分と短めで若干の物足りなさは感じたし、知ってる情報も多かったが知
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

5.0

“今年ベスト級の大傑作”

また一つ愛おしい大切な一作に出会えました。

出てくるファッション、音楽、映画、あらゆるカルチャーや人すべてが自分の好きな要素しかないどツボな作品でした。

大作映画のよう
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