ペインさんの映画レビュー・感想・評価

ペイン

ペイン

2017年公開映画ベスト10
①20センチュリー・ウーマン
②ムーンライト
③パターソン
④スウィート17モンスター
⑤ありがとう、トニ・エルドマン
⑥哭声/コクソン
⑦沈黙 -サイレンス-
⑧ハクソー・リッジ
⑨新感染 ファイナル・エクスプレス
⑩ナイスガイズ!

特別賞:バーフバリ 2部作

映画(632)
ドラマ(0)

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.7

“小津調”(3回目の観賞)

俳優のポール・ダノは本作の大ファンで是枝監督の作品に出たいとまで言ってるみたいです。

というくらいに今や“世界のコレエダ”のブランドを確立しつつある是枝監督。小津安二郎
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.1

ビターで切ない「ラ・ラ・ランド」とは対極のすべてが過剰でハッピーなミュージカル!!

流石はオリジナルの原作がジョン・ウォーターズ監督とあり、出てくるキャラクターもいわゆるマイノリティといわれる個性派
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.5

正直に言うとこの手の猫や犬を全面に出してる作品は普段ならスルーしがちです(笑)ただあまりに評判が良かったので観てみました。

結果、言いたいこともなくはないけどまぁまぁ良い映画でした。観て良かったです
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プラネタリウム(2016年製作の映画)

3.7

filmarksやYahooで超絶評判が悪いのはわかった上でナタリー・ポートマンとリリー・ローズ・デップが観れるなら…

と安易な気持ちで観たらそれが思いの外悪い作品ではなかった。どうやら実際に批評家
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パターソン(2016年製作の映画)

5.0

3回目の観賞。

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督は本作に“12時間ぶっ続けで観ていられるし観ていたい”とコメントしていましたがその気持ちとてもわかります(笑)

何回で
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68キル(2017年製作の映画)

4.5

“今年、この映画を観逃すな!”

初期タランティーノを彷彿というキャッチコピーと高橋ヨシキ氏が猛プッシュしていたので観てみたがもうひたすらに楽しくて楽しくて…

とにかく先の読めないクレイジーすぎる展
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万引き家族(2018年製作の映画)

-

観終わった後言葉を失った…うまく感想が言えなかった…トンデモ映画だった…

“現代の小津安二郎”と言わんばかりに様々な“家族の形”を描いてきた是枝監督だが、本作は彼のフィルモグラフィーの中でも最も痛烈
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.1

“思わぬ拾い物2017”

面白かった!戦う強い女という意味でも「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロンより断然こっちのノオミ・ラパスの方が良い!見事な演じ分け!

たしかに突飛な設定で突っ込み
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.0

安藤サクラの出番が少ないながらの怪演にはちょっと凄すぎてビビらされたが…

大根仁監督は「モテキ」みたいな映画をまた作りたかったのだろうが、いろいろと空回りしていて結果かなり薄っぺらい作品になってしま
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.7

大傑作「コララインとボタンの魔女」のスタジオライカ制作とあらば観ない理由はない。

ただ本作はたしかに驚異のストップモーションで制作陣の気の遠くなるような作業が垣間見える大変質の高い作品であることは否
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

-

“パンクの勝利”

いや~これはかなりヘンテコな映画だけど50年後くらいには高く評価されそうな映画ですね(笑)なので今は採点なし。

好き嫌いパックリ別れると思うけど、極めてオリジナルな映画体験をもた
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

1.5

臼田あさ美がエロかったのが唯一の救い。

この手の辛気臭い邦画は1番苦手です。

原作がどうかは知らないけど登場人物は皆メンヘラばっかりでイライラMAXです。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.1

松岡茉優は好みのタイプかと言われると違うけどやっぱり女優としては天下一品!!

これは黒沢清監督が言っていたことなんだけど引用させてもらうと“アハハと笑いながら気楽に見ていると、突然ハッとする映画的瞬
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アニマル・キングダム(2010年製作の映画)

4.5

“息もできない”

タランティーノがその年のベスト3に選んだとか選んでないとかで気になっててようやく観たが…

まぁ腹にドスンと響いてくる深い余韻を残す凄まじい骨太人間ドラマだった。

犯罪で繋がる家
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

5.0

“漢(オトコ)になるための通過儀礼”

最近はPTA「ファントム・スレッド」やエドワード・ヤン「恐怖分子」など“確かな傑作”を観て満たされていたはずだったが、どこか心は空虚だった。

そう、気づいてし
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初体験/リッジモント・ハイ(1982年製作の映画)

4.1

ショーン・ペン、ニコラス・ケイジはじめそうそうたるキャストが勢揃い。

あらゆる俳優陣がブレイクするキッカケとなった記念碑的青春映画。アメリカ国立フィルム登録簿にも永久保存登録されています。

ただ映
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.7

たしか本作を初めて観たのは中学生くらいだった気がするがその時は爆睡した。エドワードヤンってやっぱりシネフィルが観る映画で敷居が高いなぁとその時は思った。

だが今回観返してみて改めてこの作品の凄さ、エ
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.4

“ジョナサン・デミに捧ぐ”

というわけで私が現役監督で最も好きな
監督の一人、PTA改めポール・トーマス・アンダーソン監督の新作。

どうしても期待値MAXで観てしまうんですが今作も素晴らしい映画で
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

5.0

“5億点”

数々の巨匠たちがオールタイムベストに入れるのも納得です。私の場合チャップリン映画は無条件で満点になってしまうのは致し方ない。

よく“最近の映画は全然ダメで古典映画こそ至高”みたいな考え
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レイチェルの結婚(2008年製作の映画)

4.1

ポール・トーマス・アンダーソンの師匠でお馴染みジョナサン・デミ監督作。

非常にドキュメンタリックな撮り方で役者陣の即興演技をそのまま取り入れた生々しい演出。同じニューヨークインディーズ作家のジョン・
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高地戦(2011年製作の映画)

4.4

噂に違わぬ韓国映画史に残る傑作!

主演の人がサッカーの香川真司にソックリなのはさておき、韓国映画お得意の感情に直接訴えかけてくる感傷演出にまんまとハマりグイグイ引き込まれました。

戦闘描写もスピル
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昼顔(2017年製作の映画)

1.5

“紛うことなき駄作”

演出も何もかもがウェットでクサすぎて嘘臭くて見るに耐えない。こういう映画を観ると如何に自分が普段良い映画ばかり観てるんだろうと感謝したくなる。ありがとう。

良かった点は物語の
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

-

「孤狼の血」を観てからいてもたってもいられず観賞。

梅宮辰夫も松方弘樹も30代とは思えぬ貫禄で笑うしかない。
 
この時代の邦画の熱量ってどこから来てるんでしょうね。

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

-

マーティン・スコセッシをして「誰もこんな映画を作ったことがないし、誰もこんな映画を観たことがない」と言わしめ

マイケル・ムーアにまで「史上最高のドキュメンタリー」と言わしめた超問題作であり日本映画史
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.4

是枝裕和監督の傑作「誰も知らない」、フランソワ・トリュフォーの名作「大人は判ってくれない」、ケン・ローチの「ケス」を参考にしたという子役の演技、演出にまず度肝を抜かれた。

どうしたらカメラを向けてあ
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赤線地帯(1956年製作の映画)

3.5

抑圧されながらも強かにたくましく生きる女たち。

京マチ子、若尾文子の艶やかさたるや。

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

3.7

ジーナ・ローランズによるジーナ・ローランズのためのジーナ・ローランズ映画。

サスペリア(1977年製作の映画)

3.5

「ネオン・デーモン」の原型。

イタリアンホラーを確立し、その後の作品に多大な影響を与えた記念碑的作品だが今観るとつまらなくはないがまぁ普通だな。

原色に近い派手な色彩の映像と美術が特徴的なのだが、
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.7

“ビックリ、ドッキリ、ク○トリス”

恐らく今年の邦画ナンバーワン。全身が痺れまくった。

初っぱな“東映”というロゴが出た瞬間に映像の質感、ナレーションも相まってもう鳥肌が立ち涙が止まらなかった。「
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

4.4

“ダメ・ハサウェイ”

松本人志の「大日本人」が生涯ベスト映画と語る本作のナチョビガロンド監督…正直不安でしかなかったのだが…笑

結論はこれフィルマでの評価低すぎないか?(笑)めちゃ変な映画ではある
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

2.0

正直かなり観てるのキツかったな…

前半はたしかにホドロフスキーの「エル・トポ」の如く傘を挿し、ロバに乗るクストリッツァが出てきた瞬間に何か凄いものが始まるぞ~という予感がした。世界観や画作りも大変好
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全員死刑(2017年製作の映画)

4.4

“祝・日本のマーティン・スコセッシ誕生!”

監督の自主制作映画「孤高の遠吠」がとにかくスゴすぎて私はヤられたクチだったので本作も楽しみにしていました。

結論から言うと素晴らしかった。堂々たる商業デ
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

4.1

  “ロック様のペニスタグラム❤”

そりゃロック様とケヴィン・ハートのバディもので面白くない訳がないというのは大前提。

二人の息のあった抜群の掛け合いを観てるだけでごちそうさまなのだが、まぁ監督の
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.4

まるでデヴィッド・リンチの姿をしたヒッチコックだ!

たしかにオープニングの度肝を抜く映像はホドロフスキーやリンチの映画を観ているような感覚に陥るが、その後は完全にヒッチコック映画的。

正直、退屈と
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

4.3

高橋ヨシキさんが昨年のベスト10に入れたかった次点候補作品とおすすめしていたので観賞。

これはたしかに昨年の映画ではかなり過小評価されてるなと感じるくらい上質な素晴らしい作品だった。

とにかく作品
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HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)

2.0

“映画”として観たら限りなく0点に近いくらい破綻してるけど“ハイロー”として、“祭り”としては100点!(笑)

相変わらず演技はドイヒーすぎるし話の展開もアホすぎるけどやっぱりアクションは凄すぎるし
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