このレビューはネタバレを含みます
忘れたい過去を誰にも打ち明けられない、弱みを見せられない、ってマッチョなメンタリティを、最後は「ごめんね!」「いいよ!」で終わらす話。大筋はわかるものの、展開と編集がぎこちなく、台詞での説明も多くてどうにも気分がノっていかない。
筋肉は完璧だし、気合いの入ったバトルシーンもIMAXでしっかり撮られているが、演出のダサさは目立つ。悪い意味でマンガ的だし、はっきり言って古い。スタローンが出なかったのも正直頷ける。プロデューサーにライアン・クーグラーも入ってるけど、初監督作を温かく見守ったのか?
SHINJIDAIに関しては何を見せられているのかよくわからなかったが、それでも本編より良かった。
本作のプロモーションで来日したマイケル・B・ジョーダンの映像はいつまでも観てられる(特にジャンプショップのやつ)。めちゃくちゃかわいい。なのでこんなことで嫌いになったりはしない。