YOKOZUNAさんの映画レビュー・感想・評価

YOKOZUNA

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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

何でもできる鈴木亮平の本領発揮!原作リスペクトの半端じゃない役作り、もう代表作でしょこれ。
それと忘れちゃいけない、新宿の街並み。特に明け方、最高です。

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オーケストラによるボリュームアップ、無音ゼロ・グラビティの絶望感ときて、西洋音楽が築き上げてきたドレミファソラシドの外に答えがある、という解決には大変に満足した。原初的な音楽の魅力を描きつつ、無理強い>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

いや〜なんか、すげえもん観たな。。真実とか背景とか悪意とか期待とか、ないまぜになって出来上がった状況。限られたものの中から何を掴み取るのか。これは落下の、解剖学。

あとヴァンサン弁護士がめちゃ格好い
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

奇妙な世界観(美術がとんでもなくすごいし、音楽もヤバい)だが、話は現代の王道どストレート。

ベラにとってはセックスもダンスも読書もすべてが同列で、苦難にある人がいれば心を痛め、知性とユーモアと優しさ
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.1

かっこいいと思ってきたものがパンパンに詰まってた。何気ないカットがいちいち突き刺さる。

最近聴いてるものではあまり感じてなかった(まあ自分が好きで選んでるわけだが)、バンドって形態がもつフィジカルな
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

夜に観なきゃいけない映画。常に誰かがいるんだけど、ウェットにならない距離感が心地良い。

しっかし、この年代の街の風景はノスタルジーと憧憬が不可避、旅情も充満してて、もうそれだけでオッケーになってしま
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.7

DCEUの終焉もアンバーの件も呑み込んでよく頑張った!普通にまあまあ面白い。

これで店仕舞いかと思うと、兄弟であり友人だとアーサーが言うのは、観客への謝辞だけでなく、航海を続けるMCUや新たに始まる
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作大好き&野木亜紀子脚本ってことでずっと楽しみにしてたやつ。結果としては、まあちょうどいいくらいのとこに落とし込んだって感じ。ノリはちょっと違うし(三角関係はないやろ)、やっぱ歌唱ものの映像化は難し>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.6

いまの感覚だと引っかかるところもなくはないが、2010年代前半ディズニーの立ち位置から今日までの変遷が興味深い。なるほどな〜。もっと観まくろう!

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.6

大ヒットすべくして、大ヒットしてるのが素晴らしい。うちの子が初めてポップコーンもジュースも無しに観た、記念すべき映画。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.3

本当に見事な内面の可視化。不安定なときほど沁みる。続編は思春期ってことなんで、それもすごく楽しみ!

ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

3.7

邦訳のパンチライン感が際立つものの、原題のほうが直接的に伝わるかな。でも素敵な邦題。とにかく手紙はぶっ刺さるが、現実はもちろんそれだけじゃない。

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

4.0

押し付けがましくない形で散りばめられたメッセージが、他者との向き合い方について考える機会を与えてくれる。中でも、津田健次郎の名演に号泣。

それと、エンドロールで高島屋と伊勢丹のロゴが出たときも不意に
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

雑な構成と展開でよくわからんとこが多く、説明台詞で無理やり乗り切ってる(のか?)は否めないが、最初に好きになったMCUってまあこんな感じだったよな!とは思える。キャロル、モニカ、カマラ、みんな魅力的で>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

既視感はあるものの、いまの時代にもっかいポップカルチャーでAIを描写するのはたぶん超重要。

サイエンスがフィクションでかなりゴリゴリに進行。クラシカルなデザインは好印象、コンセプトアートとか見てみた
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