2021/6/11鑑賞。70点。
＜見所＞
・愛すべきB級テイスト大作ホラー
・とにかく映画の中で名言が生まれすぎる！最高の最低映画！！
・ヴィング・レイムス「リアルにひでえな」
・出川哲朗奮闘
・ボイン！！ボイン！！ボイン！！ボイン！！
・おっぱいのあるお魚w
・ワイルド★ワイルド★ガールズ
・ジモティ
・水中バレエ上映中
・男にマスをかかせるリーサル・ウェポン
＜あらすじ・ネタバレ＞
年に一度のパーティー・シーズンを控えるアメリカ・アリゾナ州の田舎町。
主人公・ジェイク(演. スティーブン・R・マックイーン)はポルノ映画監督・デリックに気に入られ、ポルノの撮影場所案内のバイトを引き受ける。ひょんなことからジェイクは好意を寄せているケリー(演. ジェシカ・ゾア)も連れていくことに。
一方、ジェイクの母で保安官・ジュリー(演. エリザベス・シュー )は少し前から行方不明だったマシューの死体を海辺で見つける。ノヴァク(演. アダム・スコット)をリーダーとする調査団が派遣され、ジュリーも同行。
ノヴァクが連れて来た2人の調査員は海底で襲われる。
ノヴァクが仲間の1人である女性調査員を助け出すと、ダイビングウェットスーツにはピラニアが噛み付いていた。
ジュリーとノヴァクは、海洋生物に詳しいカール(演. クリストファー・ロイド)にの元にピラニアを持っていく。すると、このピラニアは200万年前に絶滅した【ピラニアの祖先】と判明。ピラニアらは共食いを繰り返しながら現在まで生き延び続け、海底の岩が裂けたことで一気に放出されたのだ。2人は保安官代理・ファロン(演. ヴィング・レイムス)に連絡を取り、ビーチ・パーティーを中止させようとする。
しかし、そこにピラニアの大群が押し寄せ観光客らが次々と襲われていく。ピラニアと健闘したファロンも「リアルに痛い」と言い残して生き絶える。
そこは「リアルガチ」とか「ヤバイヨヤバイヨ〜」とか言えよ。
その頃、ポルノ撮影中のジェイクらが乗る船では、湖に入った女優の一人がピラニアに食い殺されしまう。
ちょうど同じタイミングで遠くの島から子供の声が聞こえたので、確認してみるとそこにはジェイクの弟と妹がいた。
実はジェイクは、兄弟のローラとゼインの面倒を見ないといけないはずだったが、2人に60ドル渡してずっと家にいるよう約束させた。しかし、ローラとゼインが約束を破って外出していたのだ。
ジェイクの母親が保安官と知ったデリックらは、仕方なく兄弟を船で迎えにいく。
しかし、今度はデリックの船が動かなくなってしまい、そこにもピラニアの大群が！
追い詰められた一行はジェイクの母親に連絡を取り、救出を依頼。
ポルノ女優2人はピラニアに食い殺され、デリックは下半身をほとんど食われる。
駆けつけたジュリーは、生き残った子供たち3人を救うことに成功するが、ケリーだけ船に取り残された。
ジェイクは瀕死のデリックを湖に投げ込んでピラニアに襲わせ、その隙にケリーの元に向かう。
ピラニアを一掃するため、船内に残った発煙筒とガスボンベで爆発が起きるよう細工をすると、2人は船から抜け出す。
船は大爆発を起こしピラニアは全滅・・・したかに見えた。
カールから連絡を受けたジュリーとノヴァクは、「2人が連れて来たピラニアはまだ子供だ」と聞かされる。それなら親ピラニアはどこに・・・。そんな疑問が浮かんだ直後、ノヴァクが親ピラニアに襲撃されてEND。
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・個人的には、下世話なポルノ監督・デリックが映画の魅力の7割を占めている。後半の失速、オチの弱さは残念・・・、
・主人公・ジェイクの妹・ローラが足の裏をケガしてるんだけど、後半では傷が消えてる
・保安官演じるエリザベス・シューが、マシューの死体を見つけるシーン。彼女は湖に落ちるんだけど、そのあとのカットでは服が乾いてる
・ケリー・ブルックとライリー・スティールが湖中で演じた水中バレーシーンは、トレーニングに2週間を費やしたとのこと
めちゃくちゃ綺麗だったのも納得w
・製作サイドとしては、この映画は批評家に酷評されると思ってたので、興行収入のことを考慮して批評家向けの公開はしなかった。蓋を開けてみると批評家からの反応は良かったし、興行収入も8000万ドル超え！！
・アレクサンドル・アジャ監督がケリー・ブルックの起用を決めた理由は、彼女のイギリス訛りを気に入ったため。
・エリザベス・シューとクリストファー・ロイドは「風と共に去る20ドル!?」以来17年ぶりの共演。BTTFシリーズも含めると本作で５度目の共演
・アジャ監督は、テレビ宣伝やトレイラー用に使える映像が少なすぎるということで、宣伝用映像として撮影が必要になったらしい
・豪華キャスト、大物監督の映画なのに42日間で撮影したとのこと
