ロンビュー

愛と哀しみのボレロのロンビューのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
3.4
ボレロと共に約60年間の人生を4人の偉人をモデルに切り抜いた名作

どんな映画か全く知識のない状態で見ると世代を超えての群像劇でした。同じ俳優で親と子の役をしていたりするので、そこはこんがらがってしまいました。

クラシックに精通してる人はもちろんですが、あまり知識のない私でも楽しめたので良かったです。フランス映画特有のゆっくりと間を使ったカットから急にハイテンポになる緩急のついた演出にはワクワクしました。

ラストシーンは全員が同じ場所に集まり(もしくは生中継を見ている)、ボレロを見守るという最高の演出が楽しめました。2回目もみたくなる映画で見る度にこの映画の深みにハマることは間違いないと思いました。
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