愛と哀しみのボレロの作品情報・感想・評価

愛と哀しみのボレロ1981年製作の映画)

LES UNS ET LES AUTRES

製作国:

上映時間:185分

ジャンル:

3.9

「愛と哀しみのボレロ」に投稿された感想・評価

yumitaro

yumitaroの感想・評価

4.1
昔、すごく好きで何回も見返した思い出がある
壮大なドラマだったよね
また見返してみたい
レンタルショップなどに置いているのかしら?
ダンサーが凄かった記憶、ジョルジュドン?
S

Sの感想・評価

-
人間が生み出す光、音、動き…
そのどれもが愛おしくて哀しい

盲目のアコーディオン弾きはFrancis Laiが演じ、生徒の1人でユダヤ人のDuvivierはClaude Lelouchの息子、Simon Lelouchが演じる。とりわけわたしが惹かれたのは、Tatianaを演じた年齢が読めないRita Poelvoordeと、Evelyneとその娘Édithを演じたEvelyne bouix。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

2.0
ぐったりです。

3時間のうち2/3は演奏と躍りで、その度に話が中断されましたから。
芸術点は高そうですが…
3時間超という長さをあまり感じさせない作りに思えた。
ラストのボレロの旋律とともに観ているこちらの気持ちを高まってきて、ものすごく感動してしまった。
高校の時に今は無き名画座で観た
素晴らしい音楽で長い深い映画だった記憶が…。
どぅ

どぅの感想・評価

4.7
無駄がなかった。
初めの方展開が早い、ほとんど一人二役演じてるし、外国人の顔の区別がつかないのでごっちゃごちゃになってしまった。また整理して見たい。

こんなの作ったら、完成版は5時間弱になるのも納得だ。
音楽だけでもみる価値はあると思う。
花花

花花の感想・評価

3.7
過去記録

ジョルジュドンのボレロは圧巻!という記憶が残っているのみ。
ちょこ

ちょこの感想・評価

3.8
欧米人の顔を覚えられない自分に群像劇はレベルが高すぎた。
音楽のシーンはどれも素敵。舞台を観に行きたくなる。
mits

mitsの感想・評価

3.7
長尺だけど無駄なシーンが全然なくて、フランス映画らしからぬテンポの良さ。
湯林檎

湯林檎の感想・評価

5.0
最高に素晴らしい1本。文句なしの満点💯
芸術を愛する全ての人にお勧めできる傑作。クラシック音楽、ジャズ、バレエのいずれかが好きならば絶対に観て損はない作品だと思う。

言ってしまえばこの作品自体が「ボレロ」(作曲者:モーリス・ラヴェル)そのものであり、トルストイの「戦争と平和」やミッチェルの「風と共に去りぬ」など戦争時代を舞台とした群像劇は多くあるが今作も前述に記した2作のようにWW2が物語のターニングポイントの1つとなっている。そのため酷くて目を背けたくなるような悲惨な出来事も描かれている。しかし、前半で描かれる悲しい出来事に対して後半は徐々に明るい方面へ盛り上がりを見せていく。
フィクションでありながらも人間模様や演出がリアルで緻密、そして非常に見応えのある作品だ。

⚠️以下ネタバレを含みますのでご注意ください。





数多くの登場人物の中でも私はピアニストのシモンとヴァイオリニストのアンヌ、そして息子のロベールと孫のパトリックの一族のエピソードに思わず涙を唆られた。特に精神がボロボロになっても息子を探し続けるアンヌには切ない気持ちになった。
そして、この作品の構造が「ボレロ」そのものと言った訳は指揮者、バレリーナ、ピアニスト、ヴァイオリニスト、歌手、ジャズミュージシャンとありとあらゆる芸術のプロフェッショナルの人々が複雑に絡み合って最後には1つの作品を作るからだ。

この作品の登場人物たちにはいくつか実在の人物をモデルにした人物がいるが、中でも指揮者のカール・クレーマーの描き方がモデルのヘルベルト・フォン・カラヤンに想像以上にオマージュが込められていて興味深かった。実際に彼も元ナチスの党員でソ連から演奏停止処分を受けた上に生涯で3度結婚していて何気に女好きだったのでパートナーがいるにも関わらずエブリーヌと恋に落ちてしまうところなど思わぬところまで似ていてびっくりした笑
また、彼が2人の批評家の前で演奏した曲はブラームス作曲の「交響曲第1番」。この曲は実際にカラヤンが日本公演で演奏した時に特に評価された曲である。
あともっと言うと指揮を振っている時の横顔がカラヤン本人に似てる時があった。

私は学生時代に吹奏楽部に所属していたけど、少なくともこの「ボレロ」は絶対やりたくない曲の1つだった(ラヴェル自身は大好きな作曲家です)。この映画を観ると分かると思うけど、1つのパートが少しでもズレてしまったり或いはそのパート自体が技量不足するだったりすると音楽全体がドミノ崩しのように崩壊してしまうので下手に手を出すと良くも悪くも自分たちの演奏レベルが漏洩してしまうからだ。(まあ自分の場合は悪い意味で演奏のレベルが知れ渡ってしまうから嫌というネガティブな意味でw)
そう言った意味ではこの映画の邦題に"ボレロ"を含めたのは本当にナイスで、人間も音楽や芸術と同じように1つのパーツが欠けていたら名作、傑作は生まれていなかったかもしれない。
今こうして素晴らしい音楽や芸術が観られるのは激動の時代を生きてきた人々がいるからこそ。そう強く感じさせてくれる作品だった。
今はまだ完全版を観るチャンスがないのだがこちらも必ずチェックしておきたい。

P.S.「ボレロ」の演奏はブーレーズ指揮、ベルリン・フィルハーモニー演奏が個人的に気に入ってます🎶
https://twitter.com/yuringo00001/status/1273383072906399745?s=21
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