愛と哀しみのボレロの作品情報・感想・評価

愛と哀しみのボレロ1981年製作の映画)

LES UNS ET LES AUTRES

製作国:

上映時間:185分

ジャンル:

3.9

『愛と哀しみのボレロ』に投稿された感想・評価

たろさ

たろさの感想・評価

2.0
時代に翻弄されるフランス、アメリカ、ロシア、ドイツの家族を描く。


登場人物が多く把握するのが大変。後半はさらに子供たちが出てくる。途中で誰が誰だっけ状態になる。途中であらすじを確認しないとわからない。同時進行で進むより一家族ずつ区切ってほしかった。
歌、ダンスシーンが非常に多い。冗長に感じる。どのエピソードもお互いにあまり絡まない。
E3

E3の感想・評価

4.3
登場人物が皆国籍に関わらず、一人の人間として描かれていたところがとても良かった。

映画の途中で出てきた原題の曲が、映画を見終わった後だと、より深い意味を持つように感じるから面白い。
sbchlcfltt

sbchlcflttの感想・評価

4.0
ストーリーは難しいようでそうでもない。相関図がややこしい。戦争ってものは誰のものなんだろう。

帰還者の駅のホームは本当に切ない。グレンさん家、洒落てて気持ちはわかるけどあれはいくら何でも。

「シモンはどうしたの?」のくだり。一度スルーするところなんてもうなんて言ったらいいか。

二世のターンからわからなくなってきた。これは誰だっけ状態。あのダンサーは。

どんな悲惨な出来事があっても時間は流れていって人々は生きていくんだなと。オチがわかったのでもう一度見直そうかと思ったけどやっぱり長い。


「人間の歴史には
2つか3つの物語しかない
それらは残酷なほど何度も繰り返される
毎回それが初めてであるかのように

ウィラ・キャザー」
23歳のときの封切りからこれまでずっと大好きな映画です。オムニバス的な構成でテンポよく物語が語られ・・・というと、よくありそうな形式なのですが、それぞれの場所・時代の切り取り方が丁寧で違和感なく「断片的」とも感じません。そして最後のボレロへのつながり方、わかっていても何度見ても感動します。
金管楽器、木管楽器のそれぞれソロパートが、同じリズムを刻むスネアドラムに乗りながら弦楽器とともに少しずつクレッシェンドへ向かい、ラストに頂点を迎える。今作はラヴェルの「ボレロ」と同じ構成といえる。モスクワ、パリ、ベルリン、ニューヨークの男女が第2次世界大戦を経験、子供の代へと脈々と受け継がれる逃れられない運命が複雑に絡み合いながら、ラストにジョルジュ・ドンのボレロで大団円を迎える。

「ボレロ」のテーマは繰り返されるメロディであり、今作のテーマは繰り返される運命。

外国の群像劇で我々が直面する"誰が誰だかわからない問題"はここでも深刻で悩ましい。検索するとたくさん出てくる今作の相関図をたびたび見ながら必死でついていく。

それもこれもすべてはラストのボレロで酔いしれるため。

その甲斐あって、最高のラストを迎えられた!!瞬きするのも惜しい圧巻の17分のボレロでした!!
mh

mhの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

3つの時代と4つの家族――世代をまたいだ群像劇×大河ドラマみたいなお話。
ラストのボレロに帰結するような作りで、その公演の参加者、観覧者が過ごしてきた人生を半世紀前から追っかけるみたいな試み。
時代はWW2の頃、1960年あたり(=アルジェリア戦争の頃)、作中でボレロ公演が行われる1980年(公開当時の現代)と3つ。
おっかける家族は、
ダンサーへとつながるロシアの家族。ルドルフ・ヌレエフがモデル。
ホロコーストに巻き込まれて、子どもを失うユダヤ人の音楽家の家族。
ヘルベルト・フォン・カラヤンをモデルにした、ナチに協力したドイツの家族。
グレン・ミラーをモデルにしたアメリカの家族。
この4つ。
画面に登場したときに名前が出てこなかったり、親の若い時と同じ役者が子どもを演じていたりして、誰が誰だかわからないことこの上ない。
こんなにわからないこともそうそうないので、ストーリーの把握はあきらめて、みなさんが感想で素晴らしいと書いている最後のボレロ公演だけを楽しみにした結果、ハードル上げすぎて、ボレロ公演にそんな感動できなかったのは至極残念。ステージがでかいちゃぶ台みたいで星一徹対策かなとか余計なことを考えていたせいだね。
戦争の色が濃い前半は文句なしに楽しかった。
待ち合わせで出会えず、人生変わったというエピソードが、どう人生変わったのかわからなかった。娼婦になってヤク中になってるとか、そういう極端なかわりかたじゃないのがリアルなんだろうけど。
だったら、探しに探した我が子の見つかるタイミングで母親の気が狂うのとか、いかにもエンタメ的な展開はどうなんだろうという気持ちにもなる。
1980年はゲイカップルの話題もあったようだが、誰が誰だかわからないので、これもピンとこず。
あと邦題ね。「愛と哀しみのXXXX」というネーミングが流行っていたからつけたんだろうけど、こういうコンセプチャルな映画を、その時に流行している文言で塗り替えてしまうのはほんと良くないと思う。でもまあ、意外に合ってるのは認める。
コンテンポラリーダンスというカテゴリー自体に馴染みがないのも良くなかった。体調とか、鑑賞セッティングに左右されてのことなんだろうけど、良さが理解できなくて本当にもったいないことした。
180分の大作かつ群像劇なので、人物の相関関係を把握するのが大変。必要最小限の説明しかなされておらず、物語を追っていくのに疲れる。
しかし、物語終盤の『ボレロ』は圧巻の一言!
Yoshiharu

Yoshiharuの感想・評価

4.5
ほとんどが脚色なんだろうけど、いろんな人がいろんな形で繋がっているんだと思う。
名作だよね。

このレビューはネタバレを含みます

線路の赤ちゃんの成長をもっと丁寧に見たかった。
「このメガネのおじさんは…もしや…」と、気持ちが追い付かず。心配してたんだぜ!
さっさと終戦になるし…
と色々端折りすぎ詰め込みすぎだけど、
好き
この作品を観ようと思った全理由は、楽曲がミシェル・ルグランだったから。確実にこの春一番再生したのは彼のアルバムです。
ただ本編に関しては、やはりルルーシュ作品は相性が悪いと感じた。長すぎるし、その長さが意味を成しているとは思えません。
しかし、楽曲制作においてミシェル・ルグランとフランシス・レイが最初で最後の共演をしていると言う点、そして何より、ジョルジュ・ドンの「ボレロ」は何事に変えても観るだけの価値はあると思います。
オペラ座での彼の舞は本当に美しかった。
はああ、本場のガラ公演を観に行きたいです。
まずは久しぶりに、キエフバレエ団の来日ガラ公演を観に行こうかと…。演目を見たら、ジゼルにシルフィード、海賊、そして瀕死の白鳥…
観たい。観たすぎる…
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