愛と哀しみのボレロの作品情報・感想・評価

「愛と哀しみのボレロ」に投稿された感想・評価

saabu

saabuの感想・評価

5.0
ジョルジュ・ドンが髪を振り乱して踊るボレロは、神がかってる。
第二次世界大戦の前後を舞台に、音楽家やバレエ・ダンサーの生涯を描く。複数の同時代を生きた人々がラストのボレロのシーンで交差する構成が素晴らしい。フォリー・ベルジェールやリド、凱旋門などパリの歴史ある観光名所がいくつも登場して楽しい。ラストのジョルジュ・ドンによるボレロのシーンは圧巻。一方で、音楽家までも楽器を銃に持ち替えて出兵して行くシーンはショッキング。クロード・ルルーシュ監督による人が歴史を繰り返してしまうことへの哀しみと反戦メッセージを感じた。
かほ

かほの感想・評価

2.5
や、長いわ。退屈だと一度思ってしまったら苦痛になる。そんな長さ。
しかし最初のダンスは最高に掴まれるし、それが最後にももう一度来て、そのダンスを終わりまで見れてすこし満足した。
Guy

Guyの感想・評価

3.6
ナチの弾圧下 戦争の狂気に翻弄されてゆくそれぞれの家族 国も人種も環境も違う彼らの唯一の共通点はどうしようもないほど大きな愛と哀しみを抱えている事
全く関わりのないそれらの人々は同じ時間に赤十字とユニセフ主催のチャリティショーを目の当たりにする
ラストシーンのボレロの中心で踊るのはジョルジュドン
理不尽な時代に人生をかき回された彼らは何を思うのか
何気なく同じ空間を共有している人にもそれぞれ計り知れないドラマがあるんだなぁと。
荒削りで躍動感のあるカメラワーク 流動的な長回しカットの中で映し出される人間模様
188分と本作でもかなり見応えのある1本だけど完全版は約5時間らしいです。。笑
JF

JFの感想・評価

3.8
「人生には二つか三つの物語しかない。しかし、それは何度も繰り返されるのだ。その度ごとに初めてのような残酷さで…。」

 映画は上記の言葉から始まる。

 あまりからまない四つの家庭が、最後の最後にボレロを踊るジュルジュドンの舞台に集まる。そこまでの群像劇。大戦を超え、その傷が癒えるまでの時間。その中に多くの人生があるように感じたが、劇的であり平凡でもあるように感じたが、二つか三つの物語なのだろう。

 共感できた。完全に共感できているのかは知らないが。

 物語は難解だった。小学生のときにテレビでやっていた。バレエ好きだった母親に無理やりみせられた愛と悲しみのボレロ。ジョルジュドンは強烈だった。トゥーシューズで踊るすべての登場人物が洗練されていた。これが私にとっての「バレエ」となった。

 実際はもっともっとたくさんのバレエやトラッドなバレエがあるんだろうけど。

 本日30年以上ぶりの再鑑賞。久しぶりに観た本作は頭じゃなくて心に響いた。

 厳しかったのに、音楽と映画にだけは寛容だった母を思い出した。
戦争に翻弄されながらも必死に生きていく人々。同じ俳優さんが親と子を演じてるのでちょっと混乱。
hiroki

hirokiの感想・評価

-
大河ドラマ風なんだけど前半の第二次世界大戦の描写がメイキングですか?ってくらい照明が酷い。カメラマンの影も映ってる。後半のアルジェリア戦争後の主人公たちのショボくれ加減もこれは何の話だっけ?ってなる。ジョルジュ・ドンのボレロもあのデブ居眠りして見てないし。パリ解放のセレブレーションで1万人はいたよってセリフなのにどう見ても100人以上いる感じがしないんだよなあ。フランス映画の印象派たるルルーシュ。点描は別に構わないけど画力が足りなさすぎる
戦争に翻弄された家族の運命やその子どもたちの話。音楽や踊りを通して力強く生きていく様。長いよ!!ギエムも熊川(プティ)もいいけどやっぱ本家本元の重厚さはただならぬ。ボレロのための映画。ディスクに保存w
ネズミ色なら似あうよぉ、パリィ〜♪かぶれないでねぇ、イギリス紳士にッ!それでいいのよぉ、それがパリッ!赤ん坊にゃ、線路がお似合いよ〜♫ドイツ兵と寝る女はぁ、売国奴ッ!

いつまでも盛大に歌えや、踊れっ、オイラはもう寝る!
1127sn

1127snの感想・評価

3.5
なんといっても、この壮大すぎる物語を、最後に纏め上げる、ジョルジュ・ドンのバレエのすばらしさ。

様々な運命を、音楽でありダンスであり、人間の身体性が引き受けている。
>|