愛と哀しみのボレロの作品情報・感想・評価

愛と哀しみのボレロ1981年製作の映画)

LES UNS ET LES AUTRES

製作国:

上映時間:185分

ジャンル:

3.9

「愛と哀しみのボレロ」に投稿された感想・評価

群像劇が大好きなので、この映画に、どっぷりハマりました。
そして、10月30日は、クロードルルーシュ監督の誕生日。
1937年にお生まれになったようです。
偶然の演出。映画の神様に感謝。
あれ、この作品の時代は、1937年だ。
パリに住むユダヤ人のアンヌとシモンの家族
モスクワに住むタチアナとボリスの家族
ベルリンに住むカールとマグダの家族
ニューヨークに住むジャックとスーザンの家族
そして、それらの子供たちが登場。
これらの家族に直接関係のない家族も出てきたり。
登場人物が多いし、さらに同じ俳優が一人二役で出てたり、
パリを中心に、登場人物が関連する国を行ったり来たり。
やはり途中混乱、巻き戻ししてまた見る。
映画館だったら、混乱したまま、ラストを迎えていたでしょう。
こういう時は、テレビでの映画鑑賞のメリット。
カール・クレーマー=指揮者のカラヤン、
エブリーヌ=シャンソン歌手のエディット・ピアフ、
ジャック・グレン=ジャズ・ミュージシャンのグレン・ミラー、
セルゲイ・イトビッチ=バレエダンサーのルドルフ・ヌレエフ
ピカソもいたのかな??
凄い映画でした。作品が始まって30分で、この映画史上最高かもしれないと感じた。
予備知識ゼロ、勝手にバレエ映画かと思って避けていた。
バレエ映画ではないです。たまたまバレエです。バレエでなくても良かったかもしれない。
でも、観たバレエは神が宿っていて、荘厳でした。
この映画は戦争映画であり、人間というものが、いかに運命に翻弄されるかが厳しく刺さってくる。
戦争はいかなる理由でも反対です。
人は。。。
生まれたり、死んだり、出逢ったり、別れたり。それが、まったく予兆もなく発生する。
人生を悔いなく過ごしたいと思う。
すごい映画です。。。。
あやの

あやのの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

3時間ver.を鑑賞。
正直、歴史のあまり勉強してこなかった自分はなぜ?って思うことも多くて(無知すぎることを後に恥じた)、鑑賞後調べたりもした。この厳しい時代を生き抜く人達の苦しみ、悲しみが伝わってきて目が離せなかった。とくに汽車から息子を手放すシーンは同じ女性として息が苦しくなるくらい辛くなった。
シーン事のカット割とか、音楽も素晴らしい。これは見ておいてほんとよかった。勧めてくれた人に感謝。
つよ

つよの感想・評価

2.0
戦争も絡んだ時代だったり色々なバレエ人。
映画でもないとバレエは観ないので、そういう面白さはあった。
Millenotte

Millenotteの感想・評価

4.1
学校の大きな講堂で観た…大きなスクリーンで。これはまた観たい。高校生だったけどそれなりに理解した。あの頃ダンスをしていたからだけでなく幼いなりに感じるところがあった。
よく上映してくれたと思う。感謝。
akrutm

akrutmの感想・評価

4.5
クロード・ルルーシュ監督の代表作である、音楽やバレエに携わる欧米の4家族を二世代に渡って描いた壮大なドラマ映画。映画の冒頭にもラストにも出てくる『ボレロ』の演奏と踊りのシーンを観るだけでも美しいが、3時間もの長さでも観賞者を飽きさせない、芸術作品としての映画を堪能できる。

でも、本作の予備知識がないままに鑑賞したので、多くの登場人物が出てくる物語をきちんと追っていくだけでも大変。しかも、同じ俳優が世代を超えて二役をしているケースがいくつかあるので、頭がこんがらがってしまった。最初のほうで、いかにもグレン・ミラーをモデルとした登場人物(ジャック・グレン)が出てきたので調べたら、他の登場人物にも実在のモデルがいるとのこと。バレエダンサーのルドルフ・ヌレエフ、音楽家・指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤン、そして歌手のエディット・ピアフ。そこら辺をきちんとおさえておけば、もう少しストーリーをきちんと追えたのかもしれない。もう一度じっくりと鑑賞してみたい。

個人的に印象に残ったのは、グレン・ミラーがモデルのジャック・グレンの妻とその娘を演じたジェラルディン・チャップリン。本人が実際に歌っているのかどうかはわからないが、彼女が歌うシーンが素敵だった。さすが、チャップリンの娘。
AOI

AOIの感想・評価

3.8
【脈々と受け継がれる『命』を体感】

曲と映画のタイトルを知っているという程度で見始めるも、たっぷり3時間
歴史的背景を確かめつつ、半日がかりで鑑賞しました

物語は1930年代後半から40年代にかけて、英仏がドイツの隷属下にあった頃から1980年頃までのお話です

国籍の異なる4家族のストーリーを3世代にわたり、しかも並行して描いている上に、戦友や隣人まで登場するため、まず人物相関図を書かれることをオススメします✌︎('ω')✌︎
「愛と哀しみのボレロ 相関図」で検索すると、ご自身で作っていらっしゃる方のブログが出てきましたので、それが見やすそうです

◆印象に残ったこと
◎タチアナが軍人の前で踊る姿が哀しくも美しい
◎タチアナの息子セルゲイ・イトビッチの前衛的な舞踏はまさに芸術
私も腹筋動かしながら観てたらキツかったです
◎ボレロが脳内再生するのでその度に腹筋鍛わる
◎『戦争は他人の幸福への報復だ』
 この名言は、個人にも当てはまります
 こわいですねぇ│・m・)

完全版は5時間です やばみ
Dumbo2324

Dumbo2324の感想・評価

3.8
前知識が全く無い状態で観たので、途中で、登場人物とストーリーが分からなくなってしまいました。後からあらすじ等を読んで、カラヤンや、グレンミラーなど、著名な人たちとその家族がモデルになっていることを知り、ああそうだったのかと納得しました。
フランス映画らしく、セリフや説明が少ないので、いろいろ知識が無いとなかなかついていけないが、芸術的には素晴らしい映画なのだと思う。
わからなくなりながらも、最後のボレロは圧巻!美しく、素晴らしい!

もう一度観たら、いろいろ分かって、スコアも上がると思う。
長いので、元気な時に、もう一度観ます。
次は約5時間の完全版で観ます

映画館で再演される日は必ず行きます
uni

uniの感想・評価

3.5
時間が長いのと私の音楽的知識の不足とで途中飽きてきたけど、芸術家たちの戦争を描いた壮大な音楽叙事詩という感じかな。

フランス、ロシア、ドイツ、アメリカ、それぞれの国の特色が際立っていた。
戦争はどの国においても悲惨だけど、ドイツのユダヤ人狩りには戦慄を覚える。
戦時下においても、アメリカ人は陽気な音楽で憂さを晴らし、フランス人はロマンスを求め、ロシア人は祖国を捨て亡命に生きる道を求める。
戦争の傷が癒えることはないが過度に悲観的描写は少なく、諦めにも似た境地で人生を全うしていく人達の姿を描いているように感じた。
それらを全て包み込むボレロの旋律が耳に残ります。
エロスを感じる踊りに、パリの夜に降り注ぐ歌声が交じり合った瞬間、震えた…。

この瞬間だけは世界がひとつになった。

愛と

哀しみの

ボレロ


戦争によって失われた愛、家族、時間、人生。

戦地に行った家族の帰りを待つ人たち。
無事に帰還する家がある一方で、すぐ隣の家では軍の者から家族が戦死したことを告げられる。

こんな光景が当たり前のように繰り広げられていたかと思うと胸が痛い。


とっておいたこの作品で600mark!
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