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ゴジラ-1.0のayuのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.3
舞台は1945年、終戦後の東京🇯🇵
特攻隊員だったが命が惜しく戦争から逃げてきた主人公敷島は着陸した島で大きな怪物を目にする。
復興した街でようやく普通の生活が送れるようになった敷島は生活のため命懸けの職に就くが、その先で再びあの怪物に遭遇する。
容赦なく日本に追い討ちをかけるその怪物に、人々は果たしてどう対抗するのか…?

IMAX上映にて🎦

ゴジラ生誕70周年記念作!ということで、初代と同じ日に公開し、ゴジラのあの恐ろしい鳴き声も再び使用されたそうですね👍🏻

戦争によって多くのものを失いゼロになった日本を、さらに叩き落とすことで "マイナス" となったというのがタイトル意味らしい💭

ゴジラシリーズがこんなにたくさん、しかも海外でも作られてるだなんて知らなかった😵!
ゴジラ初鑑賞でした✌🏻✨

とにかく、絶望感がすごくて辛かった…
昔から戦争や災害がリアルに描かれる映像が、見れなくはないけどすごく怖いジャンルで… 街も国民もどんどん潰され、津波や火に飲まれ、ゴジラの存在の恐ろしさと同等に思えるほどの強い恐怖感💦

今作は壮大なパニック映画で終わらせず、敷島での目線を主に、ヒューマンドラマも濃かったです。

役者さんひとりひとりの存在感もさることながら、とにかく演技力に圧倒😱
ゴジラに遭遇したりゴジラや戦争によって大切なものを失う経験って普通ないと思うから想像で演技に臨むしかないはずなんだけど、本当に絶望を感じているようなリアリティがあって引き込まれた…!

見習いでヘラヘラしてるように見えて優しくて熱い人間性を持つ水島・作戦を企てみんなを鼓舞する学者の野田・この計画で大きな役割を担った橘が特に印象に残りましたね😌💭

アキコちゃんも可愛かった🤍
(親戚の赤ちゃんに顔がとても似てて癒された☺️)

戦後だからあの作戦にもちゃんと説得力があるし、敷島がこれまでに抱えてきた罪悪感や典子の生きたいという強い気持ちも感情移入できた。

火に飲まれながら両親は "生きろ" と言った。
日本はこれまで命を粗末にしてきたからこそ今回は一人も犠牲者が出なかったことを誇りとしたい。
のセリフも印象的でした。(曖昧ですが)

IMAXだったのもあるんかな、ゴジラの足音と咆哮が怖くて怖くて!全身に響いて恐れ慄いた😱😱
エンドロールなんてね、もう、、、

あいつ、傷付いても再生するしとんでもないビーム放つとか知らんやったけど、ずるすぎやろ!
筋肉ムキムキで背筋ピーンでゆっくりノシノシ歩く姿、小さかったら可愛いのにね🥹

VFXのクオリティも凄まじく、ぶっちゃけあまり邦画に惹かれたことのなかったわたしでしたが考えを改めました💧日本の技術素晴らしすぎる!

ネタバレになったらごめんなさい。
しいて言うなら、中盤で死んだと思われたあの人物がラストで生きてたシーンは無くてよくない?って思っちゃったかな🫨
この人を途中退場させるってなかなかに攻めてるな!凄いな!と思ってたんだけど😂

可能でしたら音響に力を入れた劇場で見るとより臨場感が増すと思われます👍🏻👀👍🏻

面白かったなぁ、間違いなく今後記憶に残ります。

平日の昼間、別にサービスdayではない、+600円のIMAX上映会だけど、かなり人が多かった😳
そして、オジ様率がすごく高かった!
ゴジラファンが多いのは知ってたけどそれを目の当たりにした日でした💓

余談やけど、昔接客業してたときによく来てた京都在住のおっさん、元気にしてるかな。会うたびに「俺は佐々木蔵之介と同級生で家も近かった!よく喋ってたで😏✨」と何度も自慢してた。笑
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