ビスタ、前から四列目で見た。かなり
山崎貴浴びたー。
人間ドラマと
でも結局は、
正直人間ドラマでも、ゴジラ見にきたのに神木君でも間が持ってないと感じた。蔵之介だけ発声が違って笑ってしまった。浜辺美波よりもっと成熟度のある女優の方が説得力があったかな。戦後で描くドラマとしては軽すぎるように感じた。まあ若い人が観にくるか。
コンセプトは面白いと思った。よく作戦遂行まで
当時のセットの暮らしを軽く日常のように描くことが核だが、あまりにも
台詞回しとか、実写でするにはくさすぎる。
構成のバランスだけ気になった。もともとあのゴジラを個人のストーリーだけに押し留める試みがかなり挑戦的。さらに世界もこれを無視するなんて。ラストもゴジラの存在自体を個人の解決に押し留めて、描ききれてない。ラストに明かされたのは実はゴジラ自体の不在だと思う。皮肉的に言うと乗り切れない人間ドラマが勝利した瞬間だと。後半が神木君がみた幻想落ちならグッドだよ！とっくに週末は訪れていた！よくやったタカシ！高度な技だよ！
確実にシンゴジラより、人間的温かさがあるのは確か。民間の海軍達が働くカットを使うなんて、山崎貴のゴジラすぎる。こういう描写はこの作品のキモだけど、実際あのゴジラを前にした時のシリアスさとの乖離が激しい。
列車内のアクション良かった。あそこは見る価値ある。ゴジラ関係ない笑。それとジャーナリスト？たちが報道するシーンね。あそこで確実に作品内でゴジラが提示される当時の絶望感、あれめちゃくちゃ良かった。
冒頭で打ち上げれた深海魚、ゴジラの稚魚かと思った笑
山崎貴のゴジラだった。
山崎貴、結構現場の妥協許すタイプなのかなー、なんか演技指導とか完全任せてる感じがする。バラバラなのか、自分が邦画慣れしてないのか。
ドラマが撮りたいというより、当時のセットを再現して役者達が生き生きする場が好きなんだろうな。たぶん映画撮影の現場感そのものに憧れがあるんだろう。やってることはウェスアンダーソンの癖の方向性に近いと思うんだ。この人々のプライベートな暖かい日常感と無慈悲で無悪無正義のゴジラをぶつけた結果。ヘンテコさなバランスはある。それを受け入れられない観客が半分はいることが証明。
ゴジラのモナカ浮き輪可愛かったね！
完全に犬の口のフォルムしてて可愛いと思ってしまったよ。一切の親密さを与えないデザインにするべき。顔面以外のデザインは良かった。
ゴジラのテーマ流れてからは、クラシックさに惚れ惚れした。あそこからみんな湧いただろう。
すっかり忘れてたけど、冒頭かなりいい見せ場だけど、なんか突き抜けなかったなー。というより既視感の方が強いのかな。スピルバーグのティラノサウルス超えてこい！って思いながらみたが、期待を膨らませながら。
朝ドラの現場にゴジラぶっ込んだ感じ？
飛行機見てほしいのが伝わった。冒頭で「着陸」から始まるしね。神木君はなにに着陸して、なにから離陸したんだろう？
ツッコミは抜きにして、山崎貴がいまゴジラを題材にして提供するあくまで娯楽作品としては有意義な時間だと思った。学者のキャラ、ポジションで、吹っ切れてるのは伝わったわ。ストレートでわかりやすいドラマ悲劇はあれどエンタメとして力抜いてみてほしいと。ゴジラのファミリー映画としては十分。
