あなえ

ソフト/クワイエットのあなえのレビュー・感想・評価

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)
4.4
会合で自分たちが言っていた通り、お互いのことを思い合えるほのぼのした姿が終始見れましたね⭐️


なんか、人種とかじゃなくても、どんな環境にいても、やつらは絶対幸せになれなそうだし、幸せを感じれなさそう、、、
今回敵となったのは他の人種だったけど、仮に彼らが大好きな白人だけの世界にいたとしても、何かの基準をつくって、カテゴリー分けを無理やり作って、排他的で非生産的な活動をするような人たちだろうね😀髪の色とか目の色とか職業とか性とか。。。みんな何かとマジョリーに当たり散らすし。

でも、あいつらがすごいやばすぎるやつらだ!と、うかうか安心して見ていられない映画でもあるのでは?🌳
なんとなく、私は誰の心にも彼女たちは薄っすらいる気がする

自分と相手を何かのカテゴリーを作って分けて考えて、別の世界の理解できない相手だと思ったり、逆に偏見でしかないのに相手を理解したように思ったり、
そうやってまともに関係を築いてないのに謎のカテゴリー分けに頼った考え方をしちゃう側面とか、その謎の分け方で集団になりたくなっちゃう側面は、わりと我々みんなどこかに持ってそうだよね!
あそこまできちんと集合して会合をひらいたり、実際にひどいことをしなくても、謎のカテゴリー分けによるバイアスで自分と相手を一対一の人間として見れてないってすごくよくあるのでは????
〇〇人だからとか、仕事が〇〇してる人だからって思ったことやそれに賛同したこと、あなたもあるのでは?
実際にいじめが起こる時とかあんな感じだろうし、、、
的な忠告映画かなと思った!

でも、そもそも多様性とかって、多くの「他」が集まって「他」同士が共に生きる、的な「他」の意味をすごいもともとはらんでるし、「他」のことは理解できなくてもなんか「他」も尊重しようみたいな風潮だし、このような、分類を含んでそうな「多様」って言葉で何かをまとめるのはなんか無理そう!
なんか人間はもう分けずには安心できないのかな🥲防衛の本能かな?🥲
私はあなえはあなえとして、カテゴライズされずに誰かと関係を築きたいな


人類全員が後ろめたい映画なのかもって見ながら思ってて、最高に面白かったぜ🫨
あなえ

あなえ