最愛の女性を麻薬の摂取で失った主人公が、麻薬密売組織を相手に復讐の闘いを挑む。アメリカ製のクライムアクション。
これは…復讐と聞こえは良いが、そもそも麻薬に手を出さなきゃ良かったのでと逆恨み感が凄まじくて復讐劇にノレない…。
無理矢理に打たせられたならまだしも自分自身の判断だからねぇ…こればかりは…。
1度麻薬に手を出したら簡単には止められないという麻薬の恐ろしさと後の40分弱かかってやっと復讐へ…。盛り上げるためは分かるが、前置きが長すぎる…。肝心の復讐もテンポが悪くて痛快感がないのが難点。
そういうところを目指した映画ではないけどやっぱり見応えが欲しい。
ロバート・デ・ニーロさんとジョン・マルコヴィッチさんの名優が客寄せパンダで出演。分かっちゃいるがまんまと釣られる私。
やはりこの2人の名優の迫力と存在感はは抜群で物語のレベルを上げていますね。
CG弾着が少し気になるが銃撃戦はそれなりに迫力がありました。何となくでしたが「ノーカントリー」みたいな物を目指したのかな…。
物語は中途半端ですけど2人の名優の演技には心が躍る作品でした。