ローズまりぃ

ロスト・フライトのローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

ロスト・フライト(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

689
23
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銃の音が凄いかっこいい。特にスナイパー。イヤホンで観てたけど銃撃戦になった時めちゃめちゃ音量大きくして観たけど超当たり。てっきり飛行機内で何か起きるかと思ってたら全然そんなことなく闘ってたからテンション上がった。珍しく殺人犯として恐れられてた存在が活躍するという。強すぎてハラハラしないであ、これ誰も死なないやつだってなった。笑
でも一貫して乗客がイライラさせてくる。目の前で殺されて自分たちも殺されるか飛行機に乗って逃げるかの選択肢の時まで渋るのなんなん???



シンガポール。「ホノルルで一緒に休暇を楽しもう」ブロディ・トランス機長は離れて暮らす娘のダニエラに電話で伝えました。

新年早々、悪天候が予想され難しいフライトとなる予感の副操縦士サミュエル・デレ。しかしトランスは愛娘との久々の再会を待ち焦がれ、気にしない様子でした。

しかし離陸直前にチーフ客室乗務員のボニーがトランスへシェルバック巡査を紹介しました。シェルバックから元フランス外人部隊の殺人犯ルイス・ガスパールを移送するために搭乗させることを告げられたトランスは、予定外のことにイラ立ちを見せました。


フライトは順調でした。ところがフィリピン沖上空まで来ると突如現れた嵐に巻き込まれ、乱気流で機体は大きく揺れました。そんな中、シェルバックと客室乗務員の1人が機体に激しく身体を打ち付けられ命を落とします。

さらには落雷で電気系統まで停止してしまいます。通信も途絶えた上にコントロールを失ったトレイルブレイザー119便。トランスは着水も覚悟しましたが、孤島へ不時着させることができました。奇跡的に一命をとりとめたトランスと乗客17名でしたが、そこは凶暴な反政府ゲリラが支配する世界最悪の無法地帯ホロ島でした。


トランスと副操縦士のデレは乗客たちを降ろし、ホロ島に上陸したことを説明しました。デレに機体の修理と乗客を任せると、トランスは犯罪者のガスパールと共に脱出へ向けて島の探索に出ました。

すると島の奥深くで廃倉庫を見つけました。
そこには断線された電話がありました。トランスは配線し、ダニエラに電話をかけるとなんとか現在地を知らせることに成功しました。

さらに建物を調べてみると、そこは反乱軍が身代金目的で誘拐した被害者を拷問するのに使われている建物ということを知った2人。乗客たちに危険が迫っていることを悟ったトランスは急いでデレたちがいる場所へと向かいましたが、ゲリラたちによって、全員人質に取られてしまうという最悪の事態に陥ってしまいます。

トランスは助けが来た場合に備えて機体にメッセージを残し、彼らの救出へと向かいました。

一方、消息不明となった119便の事態を重く見たトレイルブレイザー社は、外部から元軍人の危機管理担当者として腕利きのスカースデイルを招集しました。トランスからの報せを受けたスカースデイルは、対策室の反対を押し切り乗客の救出へ向けて傭兵チームを派遣しました。


ジェンマ―率いる反乱軍のアジトに到着したトランスとガスパール。息の合った連携プレイで次々と見張りを倒し、ジェンマ―の目の前までやってきました。
トランスは乗客たちを逃がすための時間稼ぎに、自ら丸腰で単身乗り込みました。しかしジェンマ―は手下に容赦なくトランスの処刑を命じました。

ところが次の瞬間、スカースデイルに命じられた傭兵チームが到着。激しい撃ち合いの末、トランスとガスパールは逃げることに成功しました。

飛行機に乗客たちを乗せると、トランスはすぐさま離陸の準備をはじめます。
しかし、これで引き下がるジェンマ―ではありませんでした。すぐに反乱軍は現れ再び銃撃戦がはじまります。

仕方なくトランスは機体から降りて応戦しようとしましたが、ガスパールが制止しました。どうせ捕まるだけなら自分が島に残って単身脱出すると言い、反乱軍の撃退を引き受けたのです。ガスパールは無事に飛行機が離陸するのを見届けると、傭兵チームが万が一のために用意しておいた身代金が入ったバッグを手に森へと逃げていきました。

わずかな燃料で乗客を近隣の飛行場まで運び出すことができたトランスは、ダニエラに電話をかけ、安堵した様子で伝えました。
「今から帰るよ」
ローズまりぃ

ローズまりぃ