好きな監督と脚本家がタッグを組むとなると
これは観なきゃと、、！！！
前情報一切無しで観て正解
知っていたらなんとなく話の方向性が分かってしまったはず
だからもはやどんでん返しくらったかのような気分になれた（笑）
このときの言動は実はこうであるのに
いろんなことが歪んで(第三者に)捉えられてしまったり、
表面的なことだけを見てしまうと
とんでもない解釈や想像をしてしまって
本心や背景、それに至った経緯が
全く無視されてしまうんだと怖くなった
『先入観』はとても怖い
経験や語彙力が乏しいと
なかなか相手に上手く伝えられず、
伝えられないもどかしさで苛立ったりしてしまうよなあと
キャストも絶妙でとても良かった
何より子役2人の純粋なところ、
掴めない何を考えてるか分からない年頃な感じや
危なっかしい、でも可愛い子どもらしいところ
複雑な演技だったはずなのに
演じ切っていて素晴らしかった
個人的には、校長と担任のどよーんとした感じが
不穏で良かったなあ
そしてやっぱり後半のあの2人のシーン、
キラキラしていて夏に吸い込まれていくように見えた
ずっと見ていたい、この2人がずっとこのままでいてほしいなと
本当に心から願ったワンシーンだった
そして坂本龍一さんの「Aqua」
ピアノが流れてきて、
なんだかいろんなものが込み上げてきて涙が止まらなかった
このときの感覚をもう一度味わうために
映画館にまた行っても良いレベル
本当に合っていた、この日から何回も聴いてる
映画と音楽がピタッとハマると鳥肌が立つね
