坂元さん脚本のドラマが好きで気になっていたけど、レビューが高いので、期待しすぎないよう自分の中で評価下げまくって鑑賞。
話にはすぐ引き込まれて、好きな俳優さんばかり出てくるし、薄暗いストーリーでヒヤヒヤそわそわしながら見れるんだけど、トータルで良かったかと言うと、ぬぅーん。難しい。面白かったけど。
はっきりさせない部分があって、それでちょっとフワフワっとしているけど、それが良いような…スッキリさせてほしいような…?でも嫌いじゃない…。好みは割れるかな。個人的にはバッドととったのもあり喉越しは良くない。
まぁ元々監督や脚本の作品が好きで見に行く人がほとんどと思うので、あんまいないかもしれないが、こいつが怪物だ!世界はYesか No!ダダーン!みたいなノリと思って行くと怪我する。
あとCMで「感動!」言うてるが、プラスの感情で泣いたりする映画では無くて、しんどくて心臓がぎゅうぅっなる方面で感情揺さぶられる系なので、そもそも暗いのが無理ならあかんかもしれん。
序盤しんどかった…!安藤サクラさんが上手くて余計…!いき過ぎたマニュアル対応シーンにちょっとフフッとなってしまった。いや笑ってはいかん場面なのだが、そういう会話作るの上手いなぁ。
後半は特に映像が綺麗で、序盤の苦しさがちょっと浄化される。別の映画見てる気分になった。星みたいな雨粒が綺麗だった。