中盤までに散りばめられた伏線を、後半で回収していくので、観ている間中頭がフル回転。
誰の立場になって出来事を見るかで、バイアスのかかり方が違うから、別の立場になると同じ出来事に見えなくなったりする。
これまでの経験や立場から物事をある程度想定して行動することは日頃求められるけど、思い込みや勘違いなど、自分の認識が間違っているかもしれないっていう可能性を忘れずに持ち続けないと、
気づかないうちに誰かを傷つけているかもしれないんだなー。
わかりやすくオーバーに描かれている部分はもちろんありつつ、日常のリアルさもあって、他人事とは思えない気づきをもらえた作品でした。