点数は付けられない、また観たいけど観たくない。
数日前に観てようやくレビュー書く気になった。。。
前半は呼吸が出来ないくらいで息も絶え絶え。
この調子で終末に向かうようならとんでもない酷評書いてやろうと、もはや憤りの境地まで達したところでしたが…一転。
後半はガラリ。
要は、まんまと作品に飲み込まれていたわけです。あっぱれ。惨敗。
これが巨匠たちのビッグバンか、、邦画の魅力を再発見しました。
世界で起こるあらゆる事象について、至極普通なことを、極めて端的にシンプルに作品にした。意外と本当にそれだけなのかも。
ただ私たちは常に自分の目線でしか物事を見ることはできないから気がつかないだけ。
当人たちにとってはどれも真実だし、それぞれ守りたいものを抱えて生きていて、みんな必死なんだよね。
その積み重なり合いで世の中は回っているから、世界は美しくもあり恐ろしくもある。
マスコミの端くれとしては、忘れてはならない視点のように思いました。
ストーリーについては、
とにかく彼ら2人が、例えこの先2人で寄り添っていられる運命でなくても、それぞれ幸せな人生であったらいいなと願うばかりでした。
たっま2時間の中で感情がとんでもない動きをして、ものすっごい疲れたので落ち着いたらまた観たいです(笑)