すごい映画を観た。
どう受け止めれば良いのか。
音楽・脚本・役者、完璧。これ以上無い。
劇中、「怪物は誰のことを指しているのか」という視点で観ていたけど、終わったあとには「そういう事じゃねぇなこれ」みたいな感覚になった。
このジャンルの作品でこの構成って割と挑戦的なのでは?
この作品を3部構成と考えた時に、最も肝となっているのが第3部だけど、第1部・第2部があって第3部の強さが最大限発揮されている。
多分だけど、普通この手の作品は第3部を最初、つまり第1部に持ってくることで、第2部第3部でストーリーに厚みを持たせるのが一般的なのではと感じた。
そういう意味で挑戦的な構成だなと。
最後のシーンは、とにかく美しかった。