ヒリヒリとするような映画でした。
うーん、上手い!!
冒頭のお母さん視点から始まり、
徐々に登場人物たちの本音が明かされていく。その構成に感情をかき乱されました。
とにかくみんな演技うますぎだなぁと。
子役の2人も、なんか凄く上手い。
これも演出の妙ですかね🤔
是枝監督が子役の演出がずば抜けてる気がするのは、気のせい?
登場人物全員の気持ちが痛いほど伝わってくるから、やるせないですよね。
みんな、それぞれの立場があって、その場所での役割や顔がある。
でもどれも本当の自分で、根っからの悪人なんて本当はいないのかもしれない。
映画鑑賞中、登場人物の誰か1人の視点に立った時、その人以外が怪物に見えてくる。
でも、それぞれの本音を知った時、全然違った見え方ができたので、カンヌで脚本賞は納得ですね!
人の見方を柔軟に変えることができればいいですね。