是枝作品の中で一番良いと言う人が多いのには納得!
細かな表現に凝っていて物語の解像度が高かったし、シーンごとの辻褄がぴったりあっていて観衆に答えを求めず主題がはっきりした感じも個人的には好きだった。
あと坂本裕二好きな私としては脚本が最高。セリフひとつひとつ坂本節連発で面白かった。
それに役者達の演技も素晴らしかったな。
今の日本社会によくいる人たちって感じがした。
一番印象に残ったのは、星川くんの家がモロゾフのプリンの入れ物をコップがわりにしているところ。
自分も家でやってるので、これどのお家もやってるんだー!って思ったんだけど、よく考えたらもしかしてお父さん食器買い揃えてない??と言う可能性も考えられて。非常に好きなシーンになりました。