インド版ミッションインポッシブルという触れ込みも納得の、ド派手なスパイアクションです。ストーリーは単純明快で明らかなヴィランが一人なのでストレスもさほど無く楽しめます。
ジムのキャラクターも良かったし、サルマンカーン様が出るのも知らなかったのでキャッキャしてしまいました。
オームシャンティオームを観てディーピカちゃんに恋に落ちたのですが、大人の女性になったなあ…という感慨でいっぱいです。初登場シーンはビーチということもありかなり露出が多く、「ディーピカちゃん、そんな脱がなくても」とハラハラしてたらシャールク様がバァーン！といつもの肉体美（濡れと風つき）で対抗してきたので笑いました。
インド映画は（こういう大雑把なくくりもどうかと思いますが）とにかくアイデアがすごく、カッコいい画のためなら辻褄なんて二の次という気合いが感じられるのがとても好きです。観客をとにかく喜ばせようとしているのが伝わってくる。普通の映画なら一番の目玉になりそうなアクションが全編に渡って散りばめられているし、その内容もバイクにヘリ、氷上スケート、列車、空飛ぶウイング、崖と多岐にわたっていて飽きることがありません。
そんな無茶苦茶なシーンばかり見せられても食傷気味にならないのはやはり俳優さんのスター性のおかげでしょう。
ラブの要素も匂わせるくらいで、ちょうど良い塩梅の娯楽作でした！
