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最後まで行くのssks12のネタバレレビュー・内容・結末

最後まで行く(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

試写にて。
韓国オリジナル版と比べても遜色ない流血表現と緊張感。ストーリー分かっていてもドキドキしました。
ただいろんなところで日本らしさを表現しようとしたのかオリジナルと異なる舞台やサブキャラクター(警官仲間の雰囲気とかお寺が舞台になってたりとか)がハマらなかった。あと個人的にあまり音楽気にしない方なんですが、メインテーマが必要以上に不安を煽るというか、ちょっと邪魔かなと思ってしまった…と色々気になるところはありましたが、メインの2人は最高でした。
岡田准一っていうと私のイメージでは割と寡黙で冷静、戦闘も常に最強で…といった役柄の多いイメージでしたが、今回のような人間性わりとダメだしやり口も泥臭い感じって役も魅力的でした。だいたいの作品では岡田准一が出てるってだけで「なんとかなるでしょ」感が出てしまうけど笑、流石に今回は最後まで(何なら最後も)油断できないハラハラがありました。
そして綾野剛の執念深さとブチ切れたら止まらない感じ最高でした。お義父さんまでやっちゃうとかもう、警察として上り詰めることより執念が勝ってしまっている…。オリジナルと比べてこっちは割と早めに敵の正体が暴かれた分、敵側のいきさつも見せることでもう後に引けない様子が伝わってきました。メガネもあってイカゲームのパクヘスと似てる感じがした
ラストも想像以上にしぶとい綾野剛とのカーチェイスで終わるという…2人の最後はどこなのか?ご招待ありがとうございました。
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