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最後まで行くのnoのネタバレレビュー・内容・結末

最後まで行く(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

藤井道人監督の喜劇〜!?うそだ!?って疑い構えていたのですが、もう要所要所で笑えます。おもしろい映画です。岡田さん演じる工藤のあ〜もう!だめだ!っていう追い詰められた演技と言いますか、息を飲むような手に汗握るような演技がめちゃくちゃ入り込んでしまいます。全身全霊だからこその面白さシュール差が際立っていて魅力的でした。そして対にある綾野さん演じる矢崎。こちらもまたクールで仕事人のようなイメージを勝手に抱いていたのですが、ストレスを感じている時の顔の痙攣の演技、ストレスフル過ぎてもはや笑っているところや手加減のない暴力、暴力、暴力、あれ?クール?あれ?となるばかりでした。ストーリーが進むにつれてもう誰も彼を止められないと言わんばかりのまさに行くところまで行っちゃう男たち。終わったあとに思わずタイトルを眺めてしまいました。最後まで行く、とても面白かったです。そして今回も藤井道人監督の映画の、血で汚れ腫れてぐちゃぐちゃになっている顔面が自然光に照らされて涙を流す画が良すぎました。ありがとうございました!おもしろい!
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