頭抱える。
前作が想定外の超名作だっただけに、
こんな山もオチもない映画になるとは思わなかった。
困惑が止まらない。
これ次のランドセルガールが本編だってことよね？
困惑がとまらない。
開いた口が塞がらないとはこのこと。
かえでが人生の大きな一歩を踏み出すお話、
これは相当重要だぞと。
思春期症候群という便利な設定がありながら、
それを放棄し、ごくありふれた今年もどこかで起きていそうな出来事を
淡々と描き、
これは、
とんでもない映画だぞと、
気づいた頃には、
終わった。
やはり久保ユリカさんの声質は素晴らしい。
不可思議のカルテ自体がとても良質な音楽なのは当たり前だが、
劇場の音響で聞くとなん割増にもよく聞こえる。
なんじゃそら。
映画としての盛り上がりに欠けまくっているだけで、
お話にもキャラクターの描写にもなんの破綻もないのが
恐ろしい。末恐ろしい。
青春ブタ野郎シリーズの一編として、
つまらない事は全くないが、
面白いこともない。
しかし、面白くないこともない、
なんの問題もない。
だってこれがかえでの高校受験のお話だもん。
って言われたら、
その通りだとしか、
言い様がない！
こんな映画を見たのは初めてだ。
あとシンプルに咲太と麻衣先輩がセックスを匂わせる描写はきつかった。童貞なので。
