このレビューはネタバレを含みます
2024-159
かつて凄腕のガンマンとして名を馳せていたブリッグスは、今は妻子持ちの雑貨屋として生きていた。しかし復讐のために彼を狙う男が現れ……。
ニコケイ渋い。ニコケイは演技がいいので安心して観れる俳優の1人。
“恐怖”を知らなかった男が妻と出会ったことで初めて人間らしくなれた。だから妻のために復讐をする。熱い男ブルッグス。
冒頭シーンでは激強かったのに、歳とったからか最後はあんま強くなかったのが残念。娘じゃなくブルッグス本人に撃ってほしかった〜と思っちゃう。
ブルッグスは無感情なりに愛する人を失う怒りや悲しみがあったけど、娘はそれすらない。父親こそあんな異様な男だが母親はごく普通の人なのに、あんなにブルッグスの血に引っ張られる?(笑)
すごい年の差結婚だし冒頭シーンとその次のシーン、どっちも「ニコケイ歳とったな〜」だから時系列が分かりづらかった。
『ナチュラル』では当時48歳のレッドフォードが19歳のときの主人公も自分で演じてたけど、暗闇や遠写でいい感じに隠してたから全然年齢を感じなかったので、本作もいい感じに誤魔化せなかったのかな?と思ったりする。
『炎の少女チャーリー』のライアン・キエラ・アームストロング、やっぱり今回も大根だった(笑)
『赤ずきん』に出てる俳優さんいた。
敵役が『ラスト・パニッシャー』でニコラス・ケイジと親子役で共演してた人だ。
“the old way”という原題のタイトル回収がちゃんとあら。
「昔からの(古い)やり方」
いいタイトル回収。