そう

ゴジラVSメカゴジラのそうのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラVSメカゴジラ(1993年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ベビー…

ゆるキャラ?こういう可愛いキャラ作らせたら日本人の右に出る者いないなあ。少しグロテスクなのにペットのような愛らしさがある。それは人が中に入って演じてるからでもあるんだろう。あの歩き方がまず親近感を覚える。それを言ったらゴジラだってそうで、何とも言えない感覚を我々に与えてくれる。

え、人が入ってる?!あんなにめちゃめちゃに撃ち込まれて!?爆発したり燃えたりしてますが…あれどういうことなんだろう。いくらなんでも危険なんじゃ…w平成ゴジラシリーズから、やたら攻撃が苛烈になった気がするんですが、その辺の安全性も向上したんだろうか。

特撮技術も凄くて、ラドンが飛んでるシーン以外はほとんど違和感なかった。京都の破壊は本作の目玉だったと思うけど、京都タワーを躊躇なく粉砕したのに清水寺には手付けなかったの笑った。気遣ってるなあ。伝統的な建築物はエコだから?鉄筋コンクリートしかぶっ壊さないのか?と思いきや町屋吹っ飛ばしてるんだけど。

高嶋政宏イケメンだったけど俺は政伸派。さりげなくお父さんも出てる。

ゴジラ対策チームが国際的になって英語の台詞が増えたせいか、エヴァの新劇場版っぽい。人類が初めてゴジラと互角にやり合った作品なのでは?宇宙人とかはあったけどw

完全な人工物で、地球人が操作するメカゴジラ。技術の粋を集めた冷酷マシンも、計り知れない怪獣のポテンシャルに敵わず。ラドンの献身でトカゲの尻尾のごとく再生する第二の脳、硬い装甲を溶かす謎の粉、音楽を奏でる太古の植物…

ゴジラが復活してメカゴジラに火がついた時の「こうでなくちゃ感」はお約束の美学にハマり込んだ証拠か。確信犯的に流れるメインテーマがズルい。
そう

そう