まずもってとっ散らかっているなあ、という印象でした。
ポジティブに捉えるなら宮崎駿の総決算でもしてるのか?と言いたくなるレベルで過去作のエッセンスがドカ盛りです。
風立ちぬでも描かれた戦時の年代、千と千尋の様な異世界、気風のいい姉御肌なキャラ、まっくろくろすけやこだまの様なマスコット、なんならあのキービジュアルバード相棒ポジションに格上げされたジコ坊だよ。
挙げ始めたら枚挙に暇がありませんが、そうした分かりやすい部分から、シナリオの構成も既存作を意識していそうな部分が見受けられました。
まあそりゃ宮崎駿自身の自伝的部分のメタファーだよ……とかクッソ気取った事も書けなくもねえな、とも思いましたが、んなモン知ったこっちゃねえのでそれはそれ。
いやしかしあの君いきバード、カッコいいのはキービジュアルのみで本編ではだいぶ……だぁーいぶ……詐欺だろ!!!青鷺だけに!!!