宮崎駿監督作品。もちろんほとんどの皆々様と同じく、すべての作品を鑑賞しています。「未来少年コナン」「ラピュタ」「トトロ」あたりはBlu-rayで見返したりもするもんね。まず、８２歳になってもなお制作意欲があり、作品を作り続ける宮崎監督に敬意を表します。素晴らしいことです。個人的には幾つになっても情熱だけは失わないで生きていたいなあなんて思っていたりもします。あ、クリント・イーストウッドもすごいね。さて本作。なんでしょう。見終わって率直な感想はなんだかすべてが「点」になっていて今一つ線になっていないなあ。なんとなく鑑賞しているうちにすっと終わったなあというものでした。そして帰り道また考えて、思い出して、次の日もなんとなく考えていて、この映画の大きな柱を自分なりに考えて「点」を自分の頭の中で「線」にすることができました。結果佳作だなあと。映像的には今までの作品の良いところがちらほら出てきているようなそんな感じも回想できました。宮崎監督にはこれからも元気で作り続けてほしいです。一番印象的だったのは鳥王国の兵士たちのかわいさです。みんな同じ顔なのになんであんなにユーモラスでファニーになるんだろうか。
