何となくだけれど、
宮崎駿はもう本当に二度と長編を撮らないんじゃないかと感じて少し悲しくなった。
決して見たことも、見えるはずもないものなのに、それを毎度毎度見事にアニメーションに落とし込んでいて本当に感動する。
アニメーション映画の存在意義すら感じる。
(これはキャラクターなどというより、風や匂いや音や記憶のようなものの話)
いつもはこんな事言わないし思わないのだけれど、少し嫌なことがあったので言葉にしてしまうとすると、
どうしてみんな簡単に「わからなかった」なんて言うんだろう。
どうして作り手の意図をわかろうとなんてして映画をみるんだ。
さっぱり理解できない。わかるはずないのに。
わかりやすいものが映画じゃない。
ひとコマひとコマ、自身の記憶や記録を使って素直に感じて考えればいいだけなのに。
わからないんじゃなくて、考えて映画をみてないだけだろ。
完受動的な人間にそれ以上なんてないと思う。
といいつつ、わたしもわかりにくい映画は頭をつかうので苦手です。すきですが！
