100本目。
このオチだったらまだ理解できるぞと思って観てたらそうならなかったのでお手上げ。観終わった直後は「カラフルだったね」しか会話できてない
まず登場人物全員に全く感情移入できない。（それも狙いかー？）
大叔父が人が何人も死にながら塔をつくらせた、とかそういう小さなところでハテナがたくさん生まれた。（宮崎駿が人を酷使しながら作品を作ってきたとかそういうものの比喩でしょうか？）
所々面白いぽいところはあった。積み木はこの世界を表してるのかなって思ったんだけど（どうやら違いそうだけど）、
誰も悪意のある世界なんて作ろうとしていないのに、性別とか人種とか形が違う物を重ねようとするとどうしても不恰好になってしまって、でも一度重ねたものはもう引き算することはできなくて、
この世界って本当にあの危なっかしい積み木みたいなのかもとか
そして宮崎駿の作品は一貫してアニミズムの思想は強く感じる
後は託すよ的なメッセージが隠されているようだけど、そんなことはかなりのジブリファンじゃないと自力で辿り着けないし、この作品はよくいえばファンサービス悪くいえば内輪ネタみたいに感じてしまった
でも自分が宮崎駿だったら最後にこういう作品を残すかもしれないとは思った。知らんけど！
