ミヤマレベッカ

マダム・ウェブのミヤマレベッカのネタバレレビュー・内容・結末

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

事前にチラチラ見かけていた評価がかなり低めだったのでハードルをグッと下げて見たところ……かなり好きなタイプの映画で大満足でした!なんだよ!!面白いよ!!!他の人がモヤッとする気持ちも分からなくはないけど!!私は好きだよ!!!
さて、予告編&たまたま見かけた本国の評価以外の情報はほとんど調べずに映画館行ったところ、序盤で出てきた「ベン・パーカー」に度肝を抜かれました。べ、べべべ、ベンおじさん!!???!!!!!SSUだとは知っていたけど!!たしかあの世界だとスパイダーマンがいない的なことをヴェノムたちが言っていた気がしたので超絶油断してました!!!もうスパイディ好きとしては嬉しいサプライズ過ぎて、この時点で“面白い映画”認定です。ありがとうございます。しかもメイおばさんの匂わせや中盤でピーターの母親🤰まで出できた時は白目剥くかと思いました……映画シリーズでピーターの母親が出てくるのもしや初めてでは……?ヒエェェ……SSUではパーカー家はみんなで幸せに暮らしていて欲しいよ😭😭頼む🙏🙏
肝心の本編ですが、未来予知のパワーを持つ主人公が活躍する設定、かなり好きでした。壁を登れなくとも、糸を出せなくとも、救える可能性のある命を諦めない姿にグッときました。「スーパーパワーがあるから」より「自分さえ行動すれば未来を変えられるから」の方が人を救う理由としてはしっくりくるなぁと。
序盤は少しスローペースですが、ラストのアクションパートで「大いなる力には大いなる責任がともなう」というスパイダーマンシリーズに必ず出てくるセリフに被せた能力覚醒シーンにしっかり繋げるためか……!と思えば全然気になりませんでした。主人公の能力があれば今後MCUと絡める道筋も組み立てやすいし、マダム・ウェブシリーズの序章として見るとかなり丁寧に作ってあってとても良かったなと。
あと主人公をはじめとしたメインキャスト陣はもちろん、ちょっとしたシーンに出てくる医師や研究者などのキャラクターに積極的に女性を採用しているのも嬉しいポイントでした。登場人物の9割が男性の映画がまだまだあるので、なんならヴィラン役も女性で良かったぐらい。
ティーン女子3人組の活躍シーンが少なめなのはちょっと残念ではありましたが、このあたりは続編でパーカー家の行く末と交えてゆっくり見せて欲しい〜!!
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