ストーリーの基本はヒーローのオリジンのテンプレに沿っているのでボーッと観ている分には楽しい気がするが、実態は主演のダコタ・ジョンソンが苦言を呈するのも納得の出来。
挙げ出したらキリがないが特に気になった点。
・エゼキエルは、いくらNSAの最新技術とはいえ、予知能力で見たスパイダーウーマンの顔をどうやって画像検索しているのか。画像を10歳若返らせたりしていたが元の画像がどこから来たのか不明。
・キャシーの奇行(タクシー盗難、ナンバープレート外し、少女を森に放置、逃亡中の身なのに普通に国外に出れる等)
ヴェノム含め、味方もヴィランも基本スパイダーマンありきだと思うが、次のクレイヴン・ザ・ハンター同様単独作を連発しているソニーは今後どうしていくつもりなのだろうか?
20世紀FOX時代のアメコミ映画(X-MENシリーズやデアデビル等)的な味わいがあり嫌いにはなれないが、さすがに現代に公開するにはあまりにも質が低い。