評判が悪いので、戦々恐々だったけど、わりと行けた。
良くも悪くもB級映画。
そのせいで諸々が雑に見えて、怒る人が出てくるのも頷ける。
主人公キャシーは、ただの人で戦闘能力が０に等しいから、ヴィランにどう対抗するのか？が見所。そのため戦い方が地味で大雑把。その辺りが面白味になっている。
あと、スパイダーマン系統の作品なので、その系統のサプライズがあった。そこを今後活かすのかどうなのかも気になる。が、ヒットしなければ、無くなるんだろうな。マダムウェブとスパイダーウーマンズのドラマシリーズやること前提なら、また違っていたのかな。
そして、多くの人が指摘している様に「本格ミステリーサスペンス」では、決してなかった。要素はある。本格と言ってしまうと怒られる程度の。また、戦闘能力ない人の戦い方として、自身の特殊能力を使った特殊な戦い方を強調しているとか、頭脳バトルとか心理戦とかがあったら、また違うのかもしれないが、そこがとても弱かった。
面白いと思いつつも、ツッコミどころが多くて話しのネタには尽きない作品だと思う。そんなに嫌いになれなかった。とりあえず宣伝には気を付けて欲しいと思った。
