ブルータスか

メカニックのブルータスかのレビュー・感想・評価

メカニック(2011年製作の映画)
4.0
物語の形がステイサムの中で一番綺麗だと思う。



冒頭の10分で主人公がどんな生活してるかわかる。
これはいい映画の特徴だけど、残念なのがジェイソンステイサムであること。いや、最高なんだけどね?ジェイソンステイサムがまず完璧な殺しをして報酬をもらう。お洒落な家でお洒落な生活してる。これがもうステイサムにありすぎてるんだよね。
だから、またかーって気持ちがどうしても拭えない。
これは作品のせいじゃないんだけど、映画にも歴史はあるからね。


とは言っても、この映画は綺麗。オープニングから、相棒が出来る状況が出来上がって、宿敵となるボスに向かっていくけども、その一方で主人公の葛藤があって。敵を倒した後の葛藤との決着。
終えたあとで伝わる、メカニックとはこういうものだぜ感。
でもなー、知り合いを殺してしまって、さらにその息子も殺すことになるのはどーもーなー。別のエンディングは無かったのかなー。
面白いのは、これよりも40年前の同名映画のリメイクみたいなんだけど、脚本家が同じこと。
ルイス・ジョン・カリーノ。
製作の裏話が気になる、、


続編あるけど、監督も脚本家も違うから、ちょっと期待値下がる。
まあ、見るけどね。