モンスターバースシリーズの顔となったコングを愛嬌たっぷりに描く最新作。もはやゴジラは添え物であり、物語は完全なる「猿の惑星」。確かにコングの豊かな表情は可愛い。とはいえ一辺倒な猿の帝国の物語に興味は持続せず。迫力はあった。
▼前作のレビューはこちら
https://filmarks.com/movies/64919/reviews/114529695
正直前作もスコア3.5で期待値も低めで行ったので、スクリーンで観るに値するぐらい迫力満点な怪獣バトルが観れたらいいなぁぐらいに思っていたんです。
それにしてもストーリーに中身なさすぎでしょう！笑
かなりの尺を使ってコングの地底生活の模様を描きつつ、そこで対立する第三勢力とのやり取りをコングたちの世界なのでもちろんセリフなどはなく表情や動きだけで見せるわけです。
最初の方はのほほんとしてて、コングの生活模様可愛らしくてホッコリしました。
もはや人間たちいらなくないか？レベルで話も入ってこないので、途中で飽き飽きしてしまい眠気すらありました…。
終盤のアクションは確かに凄かったし盛り上がったんですけど、その頃には僕の興味はだいぶ物語からは離れていて、イーウィス族の女の子ジアがすごく畑芽育ちゃんに似てるなってことしか考えられなくなって、もう何も入ってきませんでした。
AppleTV+でやってたドラマ『モナーク』との繋がりもかなり薄く、映画の前に配信した意味ないやんとまで思わされて何とも複雑な気持ちです。
〈キャスト〉
アイリーン・アンドリューズ(レベッカ・ホール)
バーニー・ヘイズ(ブライアン・タイリー・ヘンリー)
トラッパー(ダン・スティーヴンス)
ジア(カイリー・ホットル)
ミケル(アレックス・ファーンズ)
イーウィスの女王(ファラ・チェン)
ハンプトン(レイチェル・ハウス)
ハリス(ロン・スミック)
ジェイン(シャンテル・ジェイミーソン)
ルイス(グレッグ・ハットン)
潜水艦艦長(ケヴィン・コープランド)
ウィルコックス)
ローリエ(ソフィア・エンバーソン＝ベイン)
※2024年新作映画54本目
※2024年劇場鑑賞51本目
