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ゴジラxコング 新たなる帝国のshimakanのレビュー・感想・評価

4.1
いやもう最高。

ゴジラとコングが共闘して未知の脅威に立ち向かう、というまさに少年ジャンプ的な展開を映画にしてくれたアダム監督には敬意を表したい。

若干ねたばれあり。

まず本作は驚くまでに怪獣プロレス満載な点は一番に評価したい。コングのアクションから始まり、ローマでのゴジラ戦、スカーキングとのファーストコンタクト、エジプトでのゴジコンバトル、ブラジルでの最終対決、と目が全く離せない。特にクライマックスは迫力満点と同時に笑いすらある。今回は4DX鑑賞なのもあって臨場感が凄まじい。水飛沫と揺れがダイナミック!そして今回は背後のボコボコが良い役目してた印象。プロレスシークエンスでの活用の仕方が上手い。テンポが良いから全く飽きない。次にモンスターに関して。ハリウッド資本の映画なのでコング主軸なのは承知済み。今回コングが人間臭い行動多くて笑った。エジプト戦にてゴジラ突っ込んできた時、まじで焦ってたのが面白い。ゴジラは前半は青、後半はピンクとなって活躍。終始コロッセオで眠るゴジラが本当に可愛かった。爆走シーンは激アツだった。スカーキングは鉄板的悪キャラでラスト、みんなにフルボッコされる場面は爽快。いちいちニヤニヤしてるのが好き。シモの活躍は少なかったけど可愛いしカッコよかった。ミニコングは展開が進むにつれてたくましくなり、成長していくのが微笑ましかった。モスラは神々しさが目立ってた。それで相変わらずみんな世界遺産壊しすぎで笑う。人間パートは前作より雑感はあったけど、ラストの〃私達は離れない〃でもう感情にきた。キャラクター面ではダン・スティーヴンスとブライアン・タイリー・ヘンリーのコンビが最高。脳死で純粋に楽しめる最高の映画。まさにポップコーンムービー的一本。
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