好きと言っていいでしょう

ゴジラxコング 新たなる帝国の好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

4.1
グランドシネマサンシャインのultra4dxで見ましたが、この映画との相性が良すぎて、とんでもなく面白かったです。椅子から振り落とされそうな人や、途中で酔って退席してる人もいました。

2回目は普通の形式で行くつもりなので、また比べようと思いますが、4dだからこの点数なのか、普通で見てもこの点数になるのかはわかりません。

めちゃくちゃお金をかけてこんなにもバカ映画に仕上げてくるのは、さすがハリウッドですね。本当に感心しました。
脚本家3人もいるんですね。3人寄れば文殊の知恵ということわざに真っ向から異を唱える映画でした。

コングがインフレについていけるように、パワードスーツみたいなのを腕に身につけて、周りの人間が気にいるか?気にいるのか?と固唾を呑んでいると、コングがイエーイと拳を突き上げるというとんでもなくおバカな世界観で、見てる僕も相当知能が低下したのか、一緒になって拳を突き上げかけました。

途中で未開の部族が出てきたところで、僕もスイッチを入れてテンションを上げる準備をしましたが、まさかのそこにはコングワールド的な世界があり、コングが乗り込むと、高3のヤンキーのボスみたいな敵のゴリラが出てきて、オラつきあう姿に昇天しかけました。

今回のキーマンである子ゴリラの初登場シーンで、コングに子ゴリラが抵抗して噛み付いたら、報復として子ゴリラを武器にして、子ゴリラで違うゴリラを殴ったり、ジジイゴリラに向かって子ゴリラを投げつけたりと、不謹慎さもあるような倫理観に爆笑しました。

ゴジラもコングに対してのバックドロップをかまして、ひと笑いをかっさらってましたが、基本は添え物程度の登場で、コングとゴジラは8:2くらいの出番でした。でもコングファンとしては全然文句ないです。

まだまだ書きたいことが山のようにありますが、これくらいで止めておきます。