パメラのことは2年前のドラマ「パム&トミー」で知って、今回本人の思いも知りたいと思ってこのドキュメンタリーを見たんだけど、終盤では実際に「パム&トミー」リリース時期のパメラも映し出されていて、パメラのドラマへの反応を知ると、いくらドラマがパメラに寄り添った描き方をしていたとしても、ドラマで過去の傷を再度世間にフィーチャーされることは辛い出来事として変わりなくて大変だったんだなと。ドラマを見たこちらまで少し申し訳なく思えてきた。
パメラの若い頃は、ほとんど見たことなかったけど、確かに超美人でこれは国民的大人気になるよねって思った。ドラマのリリージェームズが演じたパメラも素敵だったけど、本物のあの時代感は違うね。
セックスシンボルとして、敬意や適切な距離感を剥奪されてしまった彼女の葛藤と、彼女の本来の明るく軽やかな心もちの同居した感じは、なるほどこれがパメラらしさなのかと。本当世間って酷いよね。
そして、あのビデオ流出騒動の後、動物愛護や環境保護などへの貢献の道を見つけてパメラらしさを活かしながら、歩んでいく姿には勇気づけられた。そうやって自分に残されたものを活かして、より良い活動に昇華させ自分自身を救っていく。これができるって素晴らしいことだし、自分も何かあった時はパメラを思い出すかもなって。
