ミア・ゴスの怪演を楽しめる。
狂っていて良いキャラクターだな〜。
Pearlも良かったけれど、本作もとても良い。
エログロが激しめ。
そこまで調べてはいなかったから、思っていた方向性とは違った。
でも面白くはあった。
ちょっと冗長さを感じるシーンもあった。
男性器などにモザイクがかかっていたのが残念。
別に見たいわけではないしむしろ見たくはないが、映画としてカメラに収めている、映している以上、変な加工をしないでくれ…。
興醒めするしギャグ感が増すし、良くあるけれど本当にどうにかして欲しいな…。
仮面やらクローンのシーンやら、美術面もとても良かった。
「人を殺してもクローンに責任を負わせられる、罪にならない」という場所で、それにより狂っていく人々。
狂っていく、というよりも最初から狂ってはいて、そこでだけ羽目を外しまくっているように感じる。
飲み込まれてしまうか、それでも保てるか。
何か考察ができるのかもしれないし、深いメッセージがあるのかもしれない…けれど深く考えずにそのまま受け取っても良いように思う。
少なくとも私はそう捉えた。笑
アーティスティックに寄っている。
万人には勧めない。