交通事故を起こしてしまった主人公のボロボロになった心と体が見ている者にも痛いほど伝わってくる。被害者家族と加害者という相反する立場ではあっても、ダニエルとアリソンはそんな苦しい日々の中で再会し、お互いを気遣い、でもまた傷つけあってしまったり、、
この2人はモーガンフリーマンと、フローレンスピュー。
モーガンフリーマンは映画好きでなくても必ず知っている大御所俳優。時には厳しく時には優しくその役柄を全うしながら彼ならではの味わいある演技が本当に素晴らしい。
フローレンスピューは、なんとブラックウィドウに出ていたんだって（後で見返そう）！！彼女の演技はアリソンの繊細で壊れやすい精神状況を見事に表現していました。
ダニエルが部屋に飾られている模型を説明しているところのシーンは切なくて泣けてしまいました。
なかなか思い通りにいかない人生をそれでも諦めずに前向きに生きようとしている2人の姿は勇気を与えてくれました。
久しぶりにめちゃいい映画に出会えたと思います。
