やっぱりカルカン

風の谷のナウシカのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
3.8
ファンの皆様ごめんなさい…
何回も見ているのに、ストーリーが全然頭に入ってこない。場面ごとの記憶はすごくあるのに全体がどうも…
でも、決して面白くない訳じゃなくて、不思議と何回見てもめちゃくちゃ面白い。なんとなく流れは理解してるのに、今どこに向かっているんだっけ?なんで争っているんだっけ?誰が仕掛けたんだっけ?なんで連れて行かれるんだっけ?と毎回思って、なんだかんだあって最後は「おお…!奇跡じゃ…古き言い伝えはまことであった!」と大感動。

映画化にあたってだいぶ短くなっているけど結構ストーリーが複雑なんですよね。でも何回見ても面白い、飽きない。見るたびに新しい発見がある、何年経っても面白いっていうのは他の映画であんまり感じた事がないので宮崎駿監督のすごい所なんだと思う。

余談ですが公式でナウシカのピアスを定常販売してください。何卒宜しくお願い致します!!

2023/07/07追記
「もう誰も殺したくないのに」「やめて!もう殺さないで!」と言いつつ、父親が襲われた時には激昂してその場にいた敵をうっかり皆殺し。メーヴェで飛行中自分が狙われた時はすれ違いざまに城オジが敵艦をバッチリ撃墜。結局たくさん殺しました!でもその潔さ、嫌いじゃない。

セリフを一通り覚えてるぐらい何回も見てるんですが、さっき改めて相関図を検索してみました。ペジテが巨神兵を持ってた→トルメキアが侵攻して巨神兵を奪った→ペジテは悔しい、許せないから復讐したい…みたいな流れだったようで。
風の谷はなぜ突然襲われたのかがよく分からないですが、クシャナは「われらは辺境の国々を統合しこの地に王道楽土を建設するために来た」と言ってたのでそうだと思っておく事にします。
「脆い船」に乗って、一度風の谷を離れた理由は「トルメキアの捕虜になったから」との事。

やっぱりナウシカは戦争映画でもあり、ちょっと大人向けなのかもしれない。個人的には中盤が少し冗長に感じるのですが何回見ても面白いことは間違いないですね。

ユパ様が乗ってる「トリウマ」がチョコボに似てると毎回思うので調べてみたところ、知恵袋に「風の谷のナウシカ」の連載開始が1982年で、「ファイナルファンタジー2」の発売が1988年なので、ナウシカのほうが先との投稿が。
どう見ても黒チョコボだと思うなぁ…