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風の谷のナウシカのYOHEIのレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
3.9
思っていたよりも話が重く、驚愕した。


風の谷のナウシカの歌がいつ登場してくるのかなぁと思ってたら、出てこなくて少し残念でした。ジブリの作品の多くは、朗らかな楽しい日常から展開が広がる作品が多く、特にその展開は少し現実に落とせる問題提起が多い。本作も王蟲、腐海等自然の怖さが如実に表れていた。その分、序章であるナウシカの朗らかな生活の部分があまり垣間見えなかった。

全体の話としては、漫画版の本の一部でめちゃくちゃ続きが見たいと思ったため、面白いのだなぁと思う。映画の最後は王蟲に助けられたナウシカだが、この世界での共存を目指すナウシカにとっては、まだまだ先の見えない旅の序章と言ったところか。

最後、巨神兵の復活(3発くらい光線を出して肉体が朽ちちゃうけど、、)は、今後の物語の期待感と炎の7日間の巨神兵の描かれ方が、抽象的である意味人の心の中に出てきそうな雰囲気でインパクトがあった。

とても良かったが、TSUTAYAで2日延滞してしまい、440円かかってしまったのが痛い。
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