黒猫

風の谷のナウシカの黒猫のレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
4.5
不屈の名作。
見る度に感動して、最後は涙が流れる。
ナウシカの高潔さ、気高さ、優しさに胸がうたれる。
環境破壊や人間のあり方について、監督、宮崎駿からの強い問いかけに、毎回のように考えてしまう。

映像美はもちろん、音楽も演出も全てが素晴らしく、文句のつけようがない。
なにより、映画に、魂が込められてたかのような気迫があり圧倒されてしまい、途中から見ても最後まで見てしまう引力がある。

トトロより後に小学生の時にみて、なんだ、このすごい映画は、と語彙がなくて小学生ながらに衝撃を受けたが、言葉にならなかった。
色々と感情が揺さぶられて、涙が出た。

それから思春期になり、大人になったが、何回見たかわからない。
毎回のように感動してしまう映画はいくつかあるが、その中のひとつ。
数々の名台詞があり、その時の心情、状況において、感じる感情やささる台詞が違うので、何度見ても新鮮。

ナウシカを超えるヒロインは、たぶん、まだ私の中にいない。
私の中で永遠のヒロインであり続けることだろう。
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