問答無用で絶賛してしまうほど好きな監督、デヴィッド・フィンチャーさん！
「セブン」「ファイト・クラブ」「ゴーンガール」etc オールタイムベストが
たくさん。独特アプローチ、重厚な世界観が素晴らしいです。そんなフィンチャー監督の最新作！たまらん、楽しみ過ぎる、鑑賞❗
やっぱりめちゃくちゃ好きな作品でした。結構好みは分かれると思いますが。
9秒で終わらせることはないです、一夜でマフィアを壊滅させることもないです。防弾スーツを可憐に着こなし、鉛筆で殺すこともないです。ヌンチャクやらを器用に使うこともないです。「イコライザー」「ジョン・ウィック」みたいなケレン味もカタルシスもなく派手な演出は全くない静かな映画です。
でもとことん引き込まれる。
マイケル・ファスベンターの虚無な眼差し、たんたんと計画通りに作業をこなす。鬼気迫るもとはないが内なるものをふつふつ感じる演技は良かったです。
ほとんど会話はなかったですがティルダ・スウィントンのシーンは好きでしたね、なんかタランティーノさんっぽい会話劇でした。エンタメエンタメしてなくても良いもんは良いですね。
また１ついい映画に出会えて幸せです。
