パリで任務を行おうとした暗殺者は、その任務に失敗する。
任務の失敗により報復をうけ、その仕返しをおこない始める。
さすがに、デヴィット・フィンチャー監督と脚本家アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーの「セヴン」のコンビだけありよくできていた。
レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロー物の一人称視点のような表現で作品の世界に引き込まれる。
殺しやの細かなルーティンや独特の行動も表現されていてよかった。
ただ、全体的に見ると突っ込みどころが多く、殺し屋と言う仕事を行っていて、作品の主人公のような行動をしていると、仕事の依頼は来ないし、更にいのちを狙われる様に思われた。
しかし、よくできているのでアクション好きは観て欲しい。
ジョン・ウィックやイコライザーのシリーズとは趣きが違ってよい。