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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界のmitakosamaのレビュー・感想・評価

2.8
嫌いなんだよね〜(笑)無印SEEDのテレビシリーズはそれでも最後まで見たのだが、デス種は放送当時、どうしても耐えられずに途中で挫折した過去を持つ。今作はデス種の総集編映画4部作の1作目。一応今作の辺りまではテレビでも見てはいる。

無印最後で連合とザフトの戦争が終結したその後の世界。結局また戦争になる。
オーブのカガリとアスランはプラントのデュランダルに合いに行った際、ザフト製ガンダム3機(ガイア・カオス・アビス)が奪還されてしまう。SEEDは基本的に宇宙世紀ガンダムの焼き直しだが、これは0083やね。
そこでザフトのパイロット・シンアスカの乗るインパルスが追撃。

これで今作の特徴であるキラ・アスラン・シンという3すくみ主人公という構図が出来る。おかげで話の焦点がブレまくる作品になるんだよな。
当然・シンはカミーユの焼き直しなのだろう。だが、Zガンダムも迷走した作品ではあるが上手いこと纏めてるもんな。ここは富野と福田の差が歴然と出るよ。

3ガンダムを強奪したのはファントムペインなのだが、まずその辺の説明が不十分なんだよな。彼らがどういう組織でどういう思想なのかが不透明なまま話が進む。
そしてアクシズ落としならぬユニウスセブン落としが始まりアスランもこの落下を食い止めるために参戦。だが地球に多大な被害が出て開戦となる。

戦争を利用しようとする者達ブルーコスモス。
隠居していたキラ達はこの事態にまた遊軍として活動を始める。

やはりキラとアスランの格落ちを嫌ったために、新キャラのシンの存在が跳ねなかったのが惜しい。
何より同じ顔の人間達がギャーギャー騒ぎまくる反戦アニメの浅さが相変わらずだ。
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