トトCINEMAライフ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションIII 運命の業火のトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

3.5
リアルでもアニメでも論じられる「武力は抑止力になるのか?戦いをなくす為の戦争も相手を死なせなきゃならない?!」

しかし、戦場でいくら「やめろ!」と叫んでも事態は好転しない、結局アニメでもリアルでも軍需複合体に取り込まれた政治家・外交官・武器産業らの闇が深過ぎる。

しかも、本作は人間を戦う兵器(クローン)にまで変えようとしている。
主要人物の議長はナチスドイツのヒトラーをモデルとしているらしいが、語り口は冷静なのにやはり優生思想に偏っている。

このDESTINYシリーズは三部作かと思ったら4部作だった。

主人公3人キラ、アスラン、シンの3人が似過ぎなのは最初に指摘したが相対するグループに、それぞれ同じ役割りの登場人物が合せ鏡のように風貌や特徴が似ている。
プロがやってるんだからわざとだろうが、どうにも紛らわしい。
メッセージ性があるので見続けているが…