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SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してるのsのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ディレクターズカット版を鑑賞。
話のテンポは結構早かったように感じる。むしろもっと時間をかけて丁寧に、6話程度のドラマでも良かったかも。

"それ必要?"ってところは正直あるけど、最後は泣けるし、漫画の最終話の更新からの、"あーまじか、こうゆうオチになっちゃうのか泣(真治の死)"って思ったら、"おーおーおー、まじか!え、見えてんじゃん!結婚!?おめでとう泣!"って終盤の感情の波の起伏が激しすぎた。

山口紗弥加はキャラ濃いし、高杉真宙は結局何がしたかったのかだし、山本舞香は不憫だけど強かな女で、、メイン2人以外の脇役のパンチが想像以上の強さだった。
おばあちゃんの夏木マリはぶっきらぼうだけど真治を心配してて、タクシーの運ちゃんはどこまでもいいやつだった。

山P美しかったなぁ。真治と響、視覚と聴覚を2人で補いながら支え合って暮らしていた2人。響の持つ明るさと真っ直ぐさが暗闇にいた真治を引っ張ってきたように感じた。
2人の触れ合い方がじっくりとゆっくりと相手の存在を確かめて、互いに包み込んでいるようで、、触れ合うことは視覚と聴覚のない2人にとってなによりも大切なコミュニケーションなんだなと感じた。

ラストが真治の死でエンディング迎えてたらちょっと辛すぎた、、生きててくれてありがたい、しかも手術も成功して視覚も戻ったみたいで一気に悲しみの涙から安心と歓喜の涙に変わって、温かい気持ちになれた。

"私の頭のなかの消しゴム"の監督。とても泣けたっていうのは覚えてる、コーラと失禁のシーンも覚えてる、ラストは俯瞰で撮った草原?海辺?を走る車のシーンだった気がする、、でも記憶が曖昧だ。おそらく10年以上振りに見返したいと思う。
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