初めて見るモンロー映画。バカなフリして実は賢く男を転がす設定なのだが。
ショーガールという職業の社会的地位が把握できないので、登場人物の言動がピンとこないまま観ることに。
金のある男をひたすらに求めるローレライ(モンロー)の姿は、日本のドラマで言えば「やまとなでしこ」の桜子さん的というべきか。「お金がないと愛する余裕もなくなる」というのは真実かもしれない。
とはいえ、エズモンドという人間的にも出来た婚約予定者がいながら、船が出た途端に他の金脈(ジジイでもお構いなし)を物色し始める肉食ぶりは理解できないなあ。あ、東十条司のモデルってこのエズモンドなのかも(違うかw)。
その後も、ダイヤの超高級ティアラを盗んで警察に捕まり裁判沙汰にまでなってるのに全然罪の意識がないとか、ストーリー的にイミフな展開が満載。
マリリンの美貌と美声は素晴らしいので、BGV的に楽しむのは良いかもしれない。
ちなみに1番のセクシーシーンは、マリリン・モンローでもジェーン・ラッセルでもなく、オリンピック選手20人の海パンショーですw